30人ほどの部署にいた時のことです。
仕事柄話す方は5人ほどに限られていて、同じ部署でありながら挨拶しかしたことのない人の方が多い状態でした。
他のメンバーも似たような感じだったのですが、ある時それではいけないと思ったのか、リーダーが忘年会を開いてくれました。
席はくじ引きで決められ、私の周りは見事に挨拶しかしたことのない人ばかりでした。
人見知りの強い私は初め戸惑ってしまいましたが、出てきた料理がおいしくその感想をぽつぽつと話しているうちに、会社の近所にあるおいしいランチの店やパン屋などに話が広がっていきました。
近くに座った人たちは私を含めて皆、食べることが好きな人だったのです。
その日の最後に出た、みんなのオススメする店に一緒に行こう!という提案は残念ながら叶いませんでしたが、自分一人で色々と回らせてもらいました。
普段行っていた店でも、話に出た新しいメニューにチャレンジしたりして、新たな喜びがありました。
私のお気に入りの店が増えたのはその時のおかげ。
でも、できればみんなとも一緒に行きたかったです。