後輩の家でゲロを吐いて気まずい思いをした件~桜BARお酒の席のお話~

浴びるように飲む

これは私が大学時代の話です。

クリスマスに彼女のいないサークルのメンバー10人くらいで飲み会をしようという話になり、後輩の家で飲み会をすることになりました。

当日、私はアルバイトがあったので合流は夜の9時になり途中合流しました。

クリスマスにアルバイトをさせられてるストレスと疲れで私は浴びるほど酒を飲みたい気分だったので、後輩の家について私はみんなの酔いに合わせるために、梅酒とウイスキーを悪ふざけでチャンポンし、飲んだ結果意識を失い、後輩の家のカーペットでゲロを吐いていました。

介抱されて意識を戻した私は、財布に残っていた千円札を後輩に差し出し「すまねぇーこれでゆるしてくれー」と懇願してたらしいです。

ハウスクリーニングにはぜんぜん足りない額だったのですが。

なにがカッコ悪いって、普段結構私がその後輩に説教したりすることが多かったので余計に恥ずかしいやら、気まずいやらで死にたくなりました。

なんかそれから半年間は大人しくしていました。

日本酒好き上司の日本酒強制は今ならアルハラです~桜BARお酒の席のお話~

アルコールハラスメント

10年ほど前の話になりますが私は当時、とある中小の機械部品商社で営業として働いていました。

お盆休み前日、仕事終わりに打ち上げが企画されており営業は参加必須ということで強制的に参加させられました。

表参道の居酒屋でしたが日本酒が有名らしく上司に勧められて冷で2、3杯飲んだと思います。

正直日本酒は苦手なので飲みたくなかったのですが、上司がこれは絶対美味しい、絶対気に入るはずだと強く勧められたので仕方なく頂きました。

銘柄を覚えていませんがいわゆる辛口だったと思います。

おいしいと感じることはなく苦痛でした。

更にその上司はどうだうまいだろうとこちらを覗き込み、「うまい」と言えない雰囲気を醸し出していたのでうまいと言ってしまいました。

ここで美味しくないと言おうものなら機嫌を損ねて更に状況が悪化すると思ったので。

しかしうまいと答えてもお酒を追加されるだけでしたのでどちらにしてもその上司に絡まれた時点で詰んでいたと思います。

結局吐くまで飲まされ、散々な思いをしました。

今ならアルハラと言えるのでしょうが当時はそんな言葉すらなく我慢するしか無かった、最悪の記憶です。

翌出勤日には事務の女性方には私のお陰で上司に絡まれなかった点でお礼を言われましたが。

泥酔した先輩のえげつない下ネタと最低な暴言~桜BARお酒の席のお話~

えげつない暴言

以前勤めていた職場で苦手な先輩がいました。

一部の上司には媚を売るものの、多くの同僚のことは馬鹿にしており、不親切にしたり人前で嫌味を言ったりすることも多々ある方でした。

また酒癖が非常に悪いことでも有名でした。

ある日私の海外への移動が決まり職場の壮行会を開催していただきました。

その先輩も出席され、序盤からかなりのスピードでお酒を飲んでいたようです。

当時先輩は30代後半お子さんもいらっしゃるパパですが、中盤から酔いが回ったのか20代の頃の武勇伝語りが始まってしまいました。

内容がえげつない下ネタで、いかにナンパした女性を都合よく利用したかというような話で周りは皆気分が悪く、途中で上司に咎められました。

話をさえぎられて不満だったのか今度は職場メンバーへの攻撃が始まり、移動する私に対して「あなたはできないと皆言っている」となぜか他人を引き合いに評価され大変傷つきました。

同じ会の最中に上司にも「自分のことしか頭になくマネジメントができていない」などと暴言を吐いていたそうです。こんな中堅社員にだけはなりたくないと思いました。

保育園のママ友との忘年会で印象に残ってる出来事~桜BARお酒の席のお話~

ママ友忘年会

年末に保育園のママ友と忘年会をした時の話です。

普段から交流があるママ友と、子供はお留守番で忘年会をする事になりました。

私より年下のママばかりでしたが、みんなとても良い人ばかりで、気が合い、育児の悩み以外の事も話せるメンバーでの飲み会でした。

そのうちの1人はシングルマザーで、彼氏を募集していた時期も、彼がいる時期も知っていました。

忘年会の時は、ちょうど彼氏が出来たばかりの頃でした。

会の半ばあたりに、恋愛相談が始まりました。

紹介で知り合ったので、なかなか普段の様子を知る事も出来ず、聞きたい事も聞けないでいるというような内容でした。

ママ友達は親身になって相談にのっていたのですが、お酒の力もあったのか、話がだんだんエスカレートしていき、下ネタ系の話に。

さすがにその内容はママ友同士では話しにくく、みんな、やんわり包んだ感じの言葉で対応していました。

それでもシングルマザーさんはその場の空気に気が付かず、話し続けて…結果、日付が変わっても帰宅出来ませんでした。

絶対参加したくない元が取れない忘年会とプレゼント交換~桜BARお酒の席のお話~

プレゼント交換

クリスマスパーティーを兼ねている会社の忘年会に参加。

おおよそ40名前後の参加者全員でプレゼント交換を行いました。

ゲームで当選したプレゼントを交換すると言うものです。

なんと、私には最も必要性が低いキャラクターグッズが当選。

正直言うとキャラクターグッズは好みが分かれるものです。

当然ですが準備した人と趣味が合う友達同士ではないので好みではなく、またアイテムにしても要らないものでした。

どうりで前日までに色々な人からの探りが入るわけだと、気がついた次第です。

私が当選したプレゼントを準備した子は最年少、大人の先輩が喜ぶとでも思ったのでしょうか。

プレゼントの金額は2000円前後、もちろん私も準備したので、2000円でガラクタが当たったということで損した限りでした。

また参加費用も2,000円ほどが必要ですが、ピザ2ピース分でした。

こんな忘年会、絶対参加したくないという代表のような忘年会です。

今でも一生忘れることができません。

普段無口な先輩がびっくりするほど饒舌だった話~桜BARお酒の席のお話~

飲むと饒舌な先輩

私の席の前に座っている、40歳くらい?の営業の先輩がいます。

チームも別なので普段はあまり話しかけたり相談する間柄でもないですし、声も小さく少し絡みづらい雰囲気の方です。

飲み会をやってもそこまではしゃぐタイプでもありませんでした。

普段は来ることはないのですが、とある年の忘年会に社長が同席する機会がありました。

その時の先輩の変貌ぶりがすごく、ずっと社長に畳みかけるように話しかけたり笑わせたり、お酌をしたり。

違う人かとびっくりするほどのテンションでその場を大いに盛り上げ始め…後々聞いたら、もともとそういうタイプの人(偉い人の前ではうまく立ち回る)だったようなのですが、この忘年会のタイミングまでまったく気づきませんでした。

社長が説教モードに入ってもうまく話をそらして、周りが変な空気にならないように誘導したり。

翌日はまたしら~っとした雰囲気で黙々と仕事をしていました。

そんな先輩は、今ではかなり昇進して相変わらず役員に可愛がられているようです。

社会人初の忘年会で忘れられない刺激的な驚きの体験~桜BARお酒の席のお話~

賞品が現金

地方の出版社に新卒で入社した年の忘年会は、会社近くの蟹料理を出す料亭でした。

リーマンショック前で東海地方は万博を控え羽振りが良かったこともあり、これが社会人の忘年会か、と感動したのも束の間、 ミニゲームが始まったのですが、唖然としました。

ゲームは簡単な内容なのですが、勝者への景品がすべて現金でした。

ゲームに買って○万円、活躍したら○万円、という様に社長、支社長の財布から直接手渡しという、 非常に刺激の強いものでした。

時間とともに金額も釣り上がり、いよいよ最後のゲームは賞金○○万円とのこと。

参加者はくじ引きで決まるのですが、あろうことか私も参加することとなりました。

ゲームの内容はちょっと下品だったので参加を見送ろうとも思ったのですが、 上司の後押しもあり、参加することとなりました。

新人ということで、甘めにしていただいたのですが、惜しくも優勝を逃し参加賞止まりでした。

その後、会社の業績悪化やリーマンショックがあり、後にも先にもこの時だけの忘年会でしたが、良くも悪くも非常に印象に残っています。

忘年会にて酔った憧れの彼女の行動に戸惑う私~桜BARお酒の席のお話~

憧れの彼女

20年ほど前に会社勤めをしていたときの出来事です。

当時の私は特に優秀というわけでもなく、かといってミスをしたり不真面目というわけでもない平凡な会社員でした。

件の憧れの彼女は4つ下で、容姿端麗で海外留学の経験から英語を流暢に扱い、仕事ができる社員でした。

そんな彼女は多くの男性社員の憧れの的であり、私もその一人でした。

その出来事が起きたのはある年の忘年会のことでした。

私は普段から酒が苦手で、大人数の飲み会は後半になると決まって一人で余った料理を黙々と食べるというお酒の場では浮いた存在でした。

その日も会が始まって1時間半を経過したころには「今日も酔っ払いたちを家まで送るのか」なんて考えながらいつものポツン状態になっていました。

そんなとき彼女がお酒の入ったグラスを片手にとなりに座ってきました。

仕事中は一切隙を見せたことは無くこれまでの飲み会でも酔った姿を見せたことの無い彼女はその日は珍しくかなり酔っていました。

暫く他愛も無い会話をした後、唐突に彼女は 「(私の苗字)さんってわたしのこと好きなんでしょ?」 突然なことだったのと正直、彼女は私には高嶺の花だったこともあり私は 「えっ、あ、あの・・・」 と曖昧返事しかできませんでした。

すると隣に座っていた彼女が私の背中の上に乗ってきて 「はっきりしなさいよ」 と言ってきました。

その言葉に私は 「(彼女の苗字)さん、酔いすぎですよ」 その言葉を聞いて彼女は 「つまんないの」 と言い、少し退屈そうにまた盛り上がっている輪の方へ戻っていきました。

年が明けて新年初めの出勤のときに顔を合わせた彼女はいつもどおりでした。

あの時自分の気持ちに正直な行動を取っていたらどうなっていたか今でもときどき考えます。

そして、あの時背中に乗ってきた彼女の胸の感触はいまだに思い出すことがあります。