歓迎会で年上の素敵な男性に近づくことが出来た~桜BARお酒の席のお話~

素敵な出会い

学生時代バイトで働いていた頃、最初はあまり話すことも少なく気になっていなかった年上の男性がいたのですが、私の歓迎会で隣りにその彼が座っていていました。

話してみるとすごくおもしろい人で私服も本当にかっこ良くて、魅力的な人だとわかりどんどんその人に惹かれていく自分を感じました。

運良くその方の隣りに座ることが出来てずっと近くで彼の表情などを見ていることが出来、本当にその日は人生で一番楽しくて笑えた飲み会でした。

不意に私は彼の誕生日が気になりだして、本当になんとなくインスピレーションで言った誕生日の月日が合っていてめちゃめちゃ驚かれました。

正直気持ち悪い、と思われそうですが…なぜかその時の私は「運命だ」とすら思えてしまいました。

2人で「すごい!」と興奮して驚き合って、本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました。

帰りは彼が自宅まで送ってくれて最後まで楽しい時間を過ごすことが出来ました。

これが切っ掛けになり頻繁に一緒に遊びに行けるようになり、今考えてもとてもいい思い出の彼です。

死ぬまでに行きたい国の話が聞けるなんて思ってなかった~桜BARお酒の席のお話~

アフリカ

私が、いつも飲みに行くショットバーでのお話です。

そのお店で、よく顔をあわす男性の方が居たのですが、いつも女性の方と飲みに来られていたので、あまり話す機会もなく挨拶程度の関係でした。

ある日、たまたまコチラも1人、その男性も1人という日があり、ゆっくりお話しする機会がありました。

その方は、仕事上色んな国へ行かれている方で、私は死ぬまでに一度訪れたい国の中にアフリカがあります。

私は旅行が趣味という話から、その男性はアフリカにも行った事があるということで、広い大地の中にあるホテルに泊まったと言っていました。

野生の動物や鳥の声で目覚める毎日にとても感動したそうです。

私からしたら夢の様な話で、食べる物はもちろん虫もあったり日本では考えられない環境で(例えば、ハエが何十匹もたかっている食材などを食べるような中で)過ごすという事でした。

私は体質的にワクチンも打てないので、もう海外に行ける日は来ない可能性の方が高く、その話を聞けるだけで、とても幸せな気持ちになりました。

行きつけのバーのバーテンダーと友人になれた~桜BARお酒の席のお話~

バーテンダー

私は職場の宴会などで、ワイワイ騒ぎながらお酒を飲むのも好きですが、週1回程度は、落ち着いたバーカウンターで1人で食事とビールを楽しむのが好きです。

私は田舎に住んでいたので、都会まで買い物ついでに出てきた夜に、バーに通っていました。

何度か足を運んでいるうちに、バーテンダーと会話する機会を持つことができました。

バーテンダーは私より少し年上の女性で、クールな性格の持ち主です。

お互いの仕事や出身地、趣味などの話で盛り上がりました。

会話中に、バーテンダーの休日と私の有給日が同じことが分かったので、お酒の勢いで「どこか遊びに出かけませんか。」と聞いてみました。

するとすんなりと承諾してくれました。

その日は食事に出かけたのですが、彼女の仕事に対する姿勢やバーテンダーになったきっかけなどを知ることができました。

女性だからこそできる気配りや心配りも会話を通じて学ぶことができました。

今思えば波長が同じだったと思います。

今は遠くに住んでいますが、定期的に連絡は取り合っています。

かけがえのない友人です。

飲み会中愚痴・文句禁止というルールにした結果~桜BARお酒の席のお話~

褒めあう飲み会

仕事の同僚たちと飲み会をしていた時です。

最初のうちはいつものように仕事の話をしていて、段々お酒がすすむにつれ愚痴や文句が多くなってきました。

メンバーはみんな仕事を一生懸命やっている真面目な人たちなので、職場をもっとよくしたいという気持ちをもったうえでの愚痴なのですが、やっぱりその場の雰囲気が少しずつ悪くなっていきました。

その時1人の人が、「せっかくみんなで飲んでるんだからさ、楽しく飲みたいじゃない?愚痴言うのやめてさ、なんかこの場が明るくなるようなことしかこの後言っちゃ駄目ってことにしない?」と言い出しました。

そこで、じゃあこの場にいるメンバーのいいところをお互い褒める時間にしよう、ということになりました。

最初はみんな照れて冗談まじりのことを言っていたのですが、そのうち真面目にメンバー同士の良いところを口にするようになりました。

普段は改めて言えない感謝の気持ちを伝えたりして、今までに経験したことのない雰囲気の飲み会になりました。

私もいろいろと褒めてもらったり、感謝していると言われたりして、みんながこんな風に思ってくれていたんだと知ることが出来ました。

仕事、頑張ってきてよかったなあ、としみじみ思いながら家まで帰った幸せな夜でした。

思わず、不覚にもときめいてしまった!いくつになっても女です~桜BARお酒の席のお話~

いくつになっても

私には22歳になる息子がいます。

息子は地元を出て、某都市で友達と一緒にマンションを借りて住んでいます。

たまにですが、私はその某都市に息子に会いに行きます。

同じくその某都市に友達がいるので、その友達に会いに行くというのが表向きの理由ですが、遠くに住む息子の様子が気になって・・・というのが本音です。

ある時、息子に会いに行って、夜、居酒屋で2人で食事しながら一杯飲んでいました。

その時にちょっと口うるさい事を言ってしまい、すると息子が「Y(一緒に住んでる友達)が、母さんの事を可愛いって言ってたけど、本性を知らないからそんな事言えるんだよな!」と悪態を。

ええ!!!Yくんはすっごい美人な彼女がいるし、こんなオバサンを可愛いって言ってくれてたとは、想像だにしていませんでした。

正直、不覚にもときめいてしまいました。

こんなオバサンになった私でも、やはり女の部分が残ってるんですね。

悪態の中の、お酒が入っての状況だったものの、私は物凄く嬉しかったです。

大げさですが、今後の人生の張り合いになりました。

モットーは食わず嫌いとやる前から決めつけないこと~桜BARお酒の席のお話~

多国籍料理

まだ宴会が嫌いになる前の忘年会で、多国籍料理が食べたいという上司の一言でエスニック料理で忘年会をしようとなりました。

この頃は女性ばかりの職場だったので無理矢理飲まされたり、食べさせられることもなく、みんな自分のことは自分で世話ができるくらいにセーブしつつ呑んでいたので、本当に楽しかったです。

初めての外国料理ということもありテンションも高かったことを覚えています。

終盤になった時「この子にも勧めてみる?」とみんなが話し合い始めたので「この子」が自分であることは分かったのですが、何を勧めるかで悩んでいるのかがわからず聞いてみました。

要約すると「ドリアン食べてみない?」ということでした。

お店には生のドリアンとドリアンのアイスが料理としてあり誰でもいつでも頼める状態でした。

個室ではなかったので気が引けたのですが、現地に行かないで食べる機会なんてもうないだろうと好奇心が勝り注文しました。

みんなが固唾を飲む中1人だけ食べることになり「えいや!」と食べてみると想像より癖がなくむしろ美味しかったです。

納豆とキムチとくさやが食べられる人は間違いなく食べられる程度の香りと味なので、興味のある人にはオススメします。

社長が何気ない私の仕事を好評価してくれていた~桜BARお酒の席のお話~

福祉関係

私は福祉関係の看護師です。

業務として記録があり、最低限のPC入力は出来ますがブラインドタッチは出来ず、恥ずかしいことに一文字ずつ1本の指だけで入力することしか出来ない目立たない社員なのです。

今年の忘年会の席で、突然社長が始めの社長の挨拶の中で私の仕事に対する姿勢について褒めて下さったのです。

私の日常のPC入力の様子を、「会社の成長の為に、苦手かもしれない業務を一生懸命に努力している。回りはブラインドタッチで出来るのにその人は1本の指だけでコツコツ入力している姿は、一生懸命仕事しているんだなと感じて嬉しかった。社会や会社の変化に合わせて、変化を受け入れ、変化に合わせようと努力している。とても大切な事だと思う。」と話されたのです。

私はその話を聞いて、私の事だと思い恥ずかしくてたまりませんでしたが、社長がとても良い方向に受け止めて下さった事に心が温かくなりました。

回りにいた同僚も笑顔で返してくれて、認めてもらえてると感じて嬉しかったです。

今の職場に就いてまだ2年と経験は浅いですが、コツコツと頑張ってきて、見てくれている、認めて貰える事は本当にやり甲斐に繋がると、これからも頑張りたいと思いました。

当時に言ってほしかった高校のときの女友達からまさかの情報~桜BARお酒の席のお話~

同窓会で再会

いまは就職して地元を離れていますが、帰省した際に中学・高校の同級生とお酒を呑む機会があります。

そんな機会のお話です。

高校のときは別クラスだったものの、体育祭のある企画で一緒になって以降親しくしてもらっている女友だちがいます。

帰省した際に久しぶりに会い、お酒を呑むことになりました。

お互いビールは苦手でいきなり焼酎や日本酒から呑み始めていましたが、共通の話題は高校時代の出来事。

あのときのアレは、あれはこうで、と楽しくおしゃべりしながらぐいぐい呑み進めていたところ、その女友だちから「実は高校のとき好きだったの」との告白。

いまとなってはお互い結婚した身ですが、高校当時はお互いに彼氏彼女はおらず、あわよくばそういう関係になれていたかもしれません。

しかも、ほかにも私のことを好きな子がいた、との情報まで。

いや、ちょっと待って、どうしてそれを高校の時に言ってくれなかったのか?言ってくれてたらOKしてたよ?そんな話を帰省のたびに繰り返す女友だちとの楽しい呑み会です。