自分が気持ちよく褒めてもらいないとイラつく上司~桜BARお酒の席のお話~

イラつく上司

会社の飲み会での出来事。大きな会社ではないので人数もそこまで多くなく全員で10名程度。

その中の一人、50代の男性上は普段は当たり障りのない、むしろ控えめな人なんですがお酒が入ると気が大きくなってしまうみたいで、はるか昔の武勇伝や日頃思っていたという不満をぶつぶつネチネチと話す人。

悲惨なのはランダムにその話題になった瞬間に目があった人。

ロックオンされ何度も聞いたことある話を永遠とされるんですがその返答がその男性を褒めて気持ちよくさせることができないとその都度声のトーンがあがり感情も高ぶっていくという無理ゲーモードに確変。

当たり障りのない返事をしても、「そんな事しか言えない人生つまんねえだろ?」と説教モード。

早く話を終わらせたいなんて空気を感じれば「俺がなんかした?迷惑かけたことある?」とこれまた返答に困る質問のマシンガン。

一応皆に不公平が無いようにその人の近くに配置される席順は密かに交代制になっている事だけが救いであり鬱でもあります。

自分の番の時はできるだけお店の方に席の利用時間を早く切ってくれるようにお願いして対策をしています。

複数人で参加していた飲み会で気が付けば取り残されて~桜BARお酒の席のお話~

女性を送る男性

合コンが盛んな時代でよく友達に誘われたり会社がらみで飲み会がありました。

ある時も会社関係の飲み会があり二次会に行こうという流れで同期の仲間が一緒に行こうというので行くことにしました。

「あれ?意外と二次会まで来た女子は少ないな」と思っていて、男性の先輩もいる手前まだ帰れないかと頃合いを伺っていました。

次の店に行こうという話が出たら帰ろうと思いながら、普段からあまり話したことのない先輩との会話をつないで飲んでいました。

そのうちに私を二次会に誘った同期の子が酔ってきたようで、彼女はお酒に強い方なのに珍しいなと思っていると、急に「ごめんもう無理、帰るね」とあっという間に店を出て行きました。

彼女を送って一緒に帰ろうなどという言葉も間に合わないくらいに急で、私は完全に取り残されてしまいました。

しかも周りを見ると女子は一人だけ。

仕方なくいつ帰ると言おうかと思っていると、男性の先輩が「送ってあげよう」と言い出しました。

とにかく店からは出ると一緒に歩いてきます。

「酔い覚ましにいいね」と言われて仕方なくしばらく歩きましたが、そのうちに「もう一軒行こうか?」など言い出してしつこくなってきて先に帰った同期を恨みたい気持ちでした。

先輩のすきを見て「失礼します」とタクシーに乗り込み逃げるように帰りました。

その後しばらくはその先輩が参加する飲み会には行きませんでした。

楽しい一日になるはずが最悪の一日になってしまった話~桜BARお酒の席のお話~

財布落とした

その日は歓楽街での飲みでした。

夕方頃から飲み始め、気付けば辺りはすっかり暗くなっていました。

路地裏のbarで〆る流れになりあとはお会計だけだと思いきや、相手が「ごめん財布落としたかも」と。

最悪の一言でした。

最初はすぐ見つかるだろうとあまり深く考えていなかったのですが10分、いや30分歩き回っても財布が見つかりません。

飲み屋のママさん達にも心配される始末。

酔っぱらっていたせいでどのルートで歩いてきたかも曖昧だったので当然手掛かり等はありません。

心配からどんどん不機嫌になっていく私と焦りを見せ始める相手。

正に地獄絵図といったところでしょうか。

とりあえず警察に届けを出しましたが相手とは特別仲が良いわけでも無かったので気まずくなり、貸したお金を返してもらってからは関わっていません。

それ以降私自身も飲みの際は落とし物や忘れ物により一層気を付けるようになったのであれはあれで良い経験になったなと思い込んでいます。

とにかく壮絶な一日になりました。

普段おとなしい人がお酒の席で人格がかわってしまった~桜BARお酒の席のお話~

悪酔いする男性

専門学校のクラスでの飲み会の席でのことです。

確かテストの打ち上げだったかと思いますが、20人くらいの人が来て、ワイワイとにぎやかに飲んでいました。

私はお酒もお酒の席も大好きなので、飲み会があるとだいたい参加するのですが、打ち上げということでいつもは一緒に飲まない人も参加していました。

その中の一人の男性、普段はとても大人しく控えめな人で、クラスの中でもどちらかというと目立たない方でした。

私は時々話すくらいの仲ですが、いつも和やかに話してくれるので好印象でした。

お酒も進み、だいぶ騒がしくなってきたとき、テーブルの端の方で少し言い合いのようになっているのが聞こえてきました。

言い合いをしていたのは、その大人しい男性と、すこし年下の男性です。

周りの人たちはあまり気にせずにいましたがその言い合いはどんどんエスカレートしていき、急にガシャーンという音がしました。

何事か見ると、普段おとなしい男性が、店の窓ガラスを拳で破壊していました・・・!! 周りはびっくり、すぐに止めに入りましたが、その人の怒りは収まらず、ずっと叫んで怒っています。

結局その怒りは収まらず、別の男性がその人を店から出してなんとかその場をおさめました。

周りにいた私たちは、店をかたずけ、店員さんに謝り、飲み会どころではなくなってしまいました。

次の日、その怒っていた男性はあまり記憶がなかったようです。

お酒ってこわいなぁとつくづく思いました。

悪酔いした私を介抱してくれる男性の普段の姿に感動~桜BARお酒の席のお話~

気配りのできる男性

ちょっとしたコミュニティでのお酒の席でのエピソードです。

お酒の種類次第で悪酔いをしてしまいますが、そんな個人的な事情は誰も知らないので焼酎や酎ハイを勧められ断りきれずに飲んでしまい悪酔いへ。

顔も真っ赤に変わりヘロヘロになってしまった時にメンバーの内のひとりがさりげないフォローをしてくれました。

お水を準備してコップに汲んでくれたりと、とてもじゃないですが男性の気配りとは考えられないほどのソフトでナイスなフォローに甘えました。

聞くと彼はキャラ、立ち位置的にいつも快方する側にまわっているそうですので、それでこれだけ慣れていたというわけです。

彼の気配りは私以外の人間にも及びますので、みんな楽しく飲んでいるか?酔い潰れている人がいないか?までよく見ているようでした。

私個人的には自分への気配り以上に他人への気配りを見る方が気分が良くなりました。

時々自分の居場所作りの目的で介抱する側を演じるような人もいる中で彼は本物らしく、普段からどこにいようと同じらしいです。

一人のためにモヤモヤしっぱなしだった出来事~桜BARお酒の席のお話~

終電逃してタクシー

お酒の席で最悪だったのは同じテーブルだった女性社員がどんどん飲んで記憶を無くし、帰りに吐いてお店を汚してしまい、その片付けが深夜まで続いたので終電を逃してしまい自腹でタクシーで帰ったことです。

日頃は大人しい人なのでお酒で人が変わるというのを目の当たりにして少し怖かったです。

翌日はいつも通りで、記憶が無いのでもちろん謝罪もなくケロッとしていました。

金欠の私はその飲み会の参加費をどうにか捻出するために節約していたのに、タクシー代で一瞬で赤字。

もう泣きたかったです。

翌週にはご祝儀も2人分必要で火の車でした。

しかしどこにもこの悲しみをぶつける事もできず、愚痴もこぼせず一人でモヤモヤしっぱなしでした。

「先輩方!吐いた女性社員に昨晩の事を伝えてくださいー!」と内心思っていましたが、仕事が忙しくそれどころではないという感じでした。

お酒の席というのは参加した誰もが楽しく気持ちよく終わる事なんだなと改めて思いました。

年下風のちょいワル男達に横取りされた合コン~桜BARお酒の席のお話~

気合を入れて合コン

可愛い子が沢山いると噂の大学がありました。

自分も大学に行っていましたが、出会いという出会いも無く、いつも同じ男だけのメンバーで時間を潰す毎日でした。

しかし、何とか知り合いのつてで噂の大学の娘達と合コンが出来る事になりました。

合コンが決まってからの毎日は、時間をただ単に消耗していた自分達にとっては刺激のある毎日でした。

ある奴は、パーマをかけに美容室に行き、またある奴は普段着ているものには興味の無い奴がセットアップをネットで購入したりとお祭りの前夜祭の様な盛り上がりでした。

自分も自分なりに気合いを入れて合コンに臨みました。

当日は、やはり噂通りの可愛い子達ばかりでした。

ワガママな感じが自分達をより虜にさせました。

しかし、第一印象というものは凄く大切で、明らかに女子達は暇そうでした。

選んだ場所も人がごった返す居酒屋の座敷席でした。

そんな時でした。

自分達の後ろで騒いでいた年下風のワルそうな奴等が彼女達に声をかけ始めました。

最初は嫌がっていた感じでしたが、時間が経つにつれて自分達を間にして会話をし始めていました。

何とか、頑張ろうとしましたが、邪魔にならないように静かに席を立ち、退席しました。

学生の頃の最悪な思い出。初めてお酒で潰れた日~桜BARお酒の席のお話~

駅のベンチ

大学生の頃、インターンシップに参加しました。

まだ21歳で社会のことを何も知らない私はど緊張していました。

最後の日に職場の方が懇親会を開いてくださるとのことで、楽しみですがドキドキして居酒屋に足を踏み入れました。

私は日本酒が好きなので、その話をすると指導係の方が「飲め飲めー、今日は奢りだぞ!」と冷酒を注文してくれました。

私は知っていました。

冷酒は大変飲みやすく、そして酔いやすいことを!最初はちびちび飲んでいた私も酔いが回ってきて、促されるままガブガブと飲んでしまいました。

帰りの時間、店を出て地下鉄に乗ろうと駅に着いたところまでは覚えていますがそれからの記憶が途切れ途切れなのです。

そして目を覚ますとそこは駅のベンチでした。

唖然としている私に「大丈夫?タクシー呼んだから」と知らないおじさんが声をかけてくれました。

私は駅にいた人の良さそうな人に「潰れて歩けないから、酔いが覚めるまで話していよう」と誘ったらしいのです。

その直後私は寝てしまったそう。

謝罪をして呼んでくれたタクシーで帰りましたが、あんな恥ずかしくて危ない体験はこりごりです。