30年振りの再開に好き好き光線全開のいたいオバサン ~桜BARお酒の席のお話~

同窓会

昨年夏に、高校時代の同窓会がありました。

主人が転勤族なため、地元を離れて転々とし、高校時代の友達とは疎遠になっていました。

久々に会った友達と一頻り盛り上がったあと、何人か当時の先生方がいらっしゃっていて、花束贈呈などをしました。

私はそのとき、ある人を探していました。

当時大好きだった男子です。

見つけた時は一目でわかりました。ぜんぜん変わっていなくて、相変わらずみんなの人気者。

違うクラスの人には全く覚えられていなかった自分と違って、彼の周りには人だかりでした。

彼と私は同じ部活でした。

私が思いを寄せていたことなど知るよしもなかったでしょうね。

なんとか話したいと思っているうちに、花束贈呈の時間になったわけです。

ラッキーなことに私のクラスの担任の先生がいらっしゃっていて、私が花束を渡すことになっていました。

私の名前が呼ばれた瞬間、彼が気づいてくれたのがとても嬉しかったです。

そのあと一緒に話をしながら乾杯し、昔話に花が咲きました。

実は彼と話す前に、ビールやハイボールをかなりのんでいて、よけい饒舌になっていた私です。

その後の二次会では、カウンターで1人ワインを飲もうとしていた私の隣にやってきて、あわや手を握られそうになりましたが、私の手には結婚指輪が…。

でも、一緒にワイングラスで乾杯し、目からは好き好き光線をたくさん出してしまったわたしです。

もちろんその後は何もありません。

でも、冥土の土産になりました。

私の好きな人が実は私の事が好きだった事が判明 ~桜BARお酒の席のお話~

告白

会社で一緒に仕事をしている男の人を好きになったのですが、仕事中はとてもクールでとても私に対してなんとも思っていない感じでした。

というか、誰に対してもちょっと冷たい対応だったので脈はないと思っていました。

会社の飲み会の時にその人も出席すると聞いたので、この機会に趣味とかいろいろ聞こうとワクワクしていました。

なぜかというと、仕事の時は全然プライベートな事を話す雰囲気ではなくいろいろが謎だったのです。

飲み会の時は、定番のくじ引きになりその人の隣りになることを祈っていいたのですが叶わず、でも、友達が隣をゲットしたのでイイ感じに酔ってきた時に友達に話しかけるフリをしながら好きな人にも話しかけるみたいにしました。

会社ではとても冷たい雰囲気なのに、お酒に弱いらしく始終笑顔で話してくれました。

そこで、友達がいないスキに好きな人はいるのか聞いてみました。

そしたら、いるって返事が返ってきて途端に落ち込みましたが、誰が好きなのか聞きたい気持ちがわいてきて誰が好きなのか聞いてみました。

その時恥ずかしそうに私を指さしてくれたのです。

イッキにテンションが上がり幸せでニヤニヤが止まりませんでした。

これが私のお酒の席で嬉しかったことです。

酔ってもマナーは忘れない。女性としてずっと守っていきたい事 ~桜BARお酒の席のお話~

盛り上げ役

20代後半、OLとしてバリバリ働いていた当時の私は、積極的に会社の飲み会に参加していました。

お酒はなんでもいける口で、酔ってもやっかいな酒癖はなく、顔にも出ず、せいぜい喋り上戸になるくらいだったので、盛り上げ役として誘われる事も多かったと記憶しています。

職場は男性率が圧倒的に高く、それゆえ、女性社員の参加は常に必要とされていました。

そう言った状況を苦手と感じる女性多かった中で、私は仕事の一環として、割り切りながら盛り上げ役を買ってでましたが、内心は女性として傷付く言葉も受けました。

そんなある年の忘年会の席で、普段ほとんど話す機会もない社長が偶然私の隣に座り、掛けてくれた言葉が、「食べ方がとても上品で美しい。食事のマナーがしっかり備わっているんだね。」でした。

食事のマナーは幼少期から両親にをしっかり教えられてきたので、その一言が心に刺さりました。

私自身も意識していなかった振る舞いををさりげなく見てくれている人がいるんだな、と感動しました。

酔いが回っていた、どんちゃん騒ぎの忘年会での嬉しい思い出です。

素敵なお手紙とハンカチをくれたもう一度会って話がしたい課長 ~桜BARお酒の席のお話~

素敵な手紙

更衣室でのおしゃべりがなんとなく苦手で、いつも他の人より早めに出社していた私。

仕事が好きとか、やる気一杯というわけではなくてただ、それだけの理由で少し早めに着替えて、部署へ向かっていました。

途中の棚に置いてあるパンフレットの束を整えたり、軽く掃除をしたり、皆のパソコンの電源を付けたりということを、私が考えたわけではなく、部署の決まりで先に来た人がやろうね、ということだったのですが、当然私がいつも1番だったので流れ作業のようにこなしていました。

それを見ていた隣の課の課長が、ある懇親会の時に「いつも頑張っていますねー」とおっしゃってくださり、とても驚きました。

それをきっかけに初めて色々とお話をさせてもらったのですが、本当に嬉しかったです。

私は課長の席とは遠いし、見られているとも思っていなかったし、そもそもやる気があってやっていたわけではなかったのですから。

その課長の退職と、私の退職が近く、合同で送別会を開いて頂いたときに課長から素敵なお手紙とハンカチを頂きました。

もう10年以上経ちますが、今でも大切にしています。

友達が連れてきた美人女友達と付き合えたこと ~桜BARお酒の席のお話~

お酒で出会えた彼女

ある日、私は男友達3人くらいと居酒屋で飲んでいました。

その日は、お酒のペースの早く酔いどんどんテンションが上がって行きました。

「男だけ飲むのはつまんない」となったので友達が女友達に連絡をし、連れて来てくれました。最初はあんまり期待していなかったものの、実際に会ってみるととても綺麗な方3人が来てくれました。

その内の一人に僕は、心を奪われていました。

普段の自分なら緊張してあまり話さなくなるタイプです。

しかし、その日はお酒が運よく入っていたので、その場のテンションに任せてお気に入りの子を狙いながら楽しく飲みました。

そしたら、その子が僕に対し「〇〇君って面白くて好き」と言ってくれて、つい「じゃ、連絡先交換する?」といい交換しました。

後日、デートなどしましたが、もちろんお酒が入っているわけではないので「この前と印象が違うね」と言われました。

しかし「これも落ち着いてて好き」と言われました。

その後、何度かデートなどして付き合いました。

もしあの時、お酒がなかったらと思うと絶対後悔していると思います。

普段の自分なら絶対にあり得ないのことでとても運がいいと思います。

これもお酒の場ならではだと思います。

酔っ払った時ベタ褒めしてくれる上司が大好きです ~桜BARお酒の席のお話~

仕事の人間関係

僕は2019年の11月頃に転職をしました。

そこで入社当初から僕に会社の事を色々と教えてくれた上司がいました。

何も分からない僕に対し敵対心を剥き出したような雰囲気で毎日会社の事を教えてくれますが、単純に分からないことだらけでしたので、質問をするとすぐ怒るので質問はあまりしないようにしていました。

そして何か僕にお願いされる時も怒り口調で、あれやれこれやれで常に怒られるのが怖くなりその上司から隠れながら仕事をするようになってしまいました。

ある日会社の飲み会で一人一言皆さんの前でスピーチがありました。

その時に少しお酒を飲んで酔っ払った上司がいきなり泣き出しました。

それは僕に対してらしくその瞬間は僕もあの上司が涙?という感じで少し戸惑っていました。

その涙の訳は人から見下されたり舐められたりする自分が嫌で、嫌な自分を作ってしまう癖を治したいという事でした。

僕は上司を舐めた目で見たりもしていないし今自分が誰からも怒られる事もなく仕事を出来ているのも、上司のおかげだと思い感謝しています。

そこから僕も泣いてしまい皆さんの前でハグをしました。

そこで僕の思いも伝え、それ以降僕と上司との雰囲気も良くなりました。

会社にいるあの上司が嫌だと思う事が多々ありましたがこんな素直に部下の僕に思いを伝えてくれた事にとても嬉しく思いました。

普段あまり褒められることのない上司や部下から褒められた ~桜BARお酒の席のお話~

仕事で褒められた

普段は仕事に追われ、なかなかふざけた話もできないような職場で働いています。

上司からはいつも注意や時には強い口調で怒られてばかりで、褒められたことなどありませんでした。

指示されたことは必ず行い、期限を定められた仕事も延ばし伸ばしやらずに、早めに動いて早めに提出するなど、自分なりに頑張っていたつもりでした。

ある飲み会の時に、普段厳しい上司が、そんな私の行動を具体的な話しをまじえながら、褒めてくれたのです。

しかも、周りのみんなに聞こえるようにです。

その時はうれしくて泣きそうになったくらいです。

あんなに普段厳しい上司が自分のことを見ていてくれて、褒めてくれるなんて。

一気に普段の疲れがふきとびました。

そのあと、部下と飲みに行ったのですが、部下も陰ながら私が夜遅くまで残業したり、細かい調整をしている姿を見てくれていて、褒めてくれました。

やはり知らないところで見てくれているってすごくうれしいし、活力になるなと思いました。

普段話した事が無い部署の先輩とお酒の力で打ち解けた ~桜BARお酒の席のお話~

お酒で仲良く

私が居た部署は大人数でしたから飲みの席でもない限り普段関わりの無い人とはほとんど接点がないまま過ごしていくことになりました。

仕事内容も個人でやるようなものが多かったので本当に話さない人とは話さないままでした。

あまりお酒の場は得意じゃなかったのですがその時は、お世話になった上司の送別会も兼ねていたものだったので思い切って部署の飲み会に参加した時に隣になったのがいつも接点が無く話した事が殆どない先輩でした。

最初は、緊張しましたが先輩からかなり話しかけて下さったこともあり次第にお酒の力も借りて打ち解けていき最後は楽しくお話で盛り上がりました。

先輩の方もあなたと話した事あまりなかったけど面白いんだね!と言ってもらえました。

今までは、何となくとっつきにくいイメージがありましたがそれはお互いさまだったようで翌日から社内でもすれ違いざまに話しかけて貰えたりして、休日には一緒に美味しいケーキ屋さんへ行ったりと、お酒の席がきっかけで仲が深まりとても嬉しかったです。