忘年会の外れ席を引いたと思ったくじは実は当たりだった~桜BARお酒の席のお話~

私が幼稚園教諭として働いていた時の話です。

私の園では、職業柄あまり飲み会などない職場だったのですが唯一忘年会はありました。

席は事前に決められているのではなく、くじ引きになります。

色んな先生と交流ができるようにという理由で、昔からくじ引きをして決めていると先輩の先生から教わりました。

私は1年目だったので、必然的にくじを引くのは最後の方になります。

先輩たちがどんどん引いていって席が埋まってきました。

こうなってくると絶対に座りたくない席が出てきます。

でもこういう時のくじは嫌だと思っている席に導かれます。

くじの結果私は、あまり喋ったことのない、仕事のできる見た目が怖い先生の隣になってしまったのです。

「怖いなぁ。何話せばいいんだろう。」と怯え、美味しいご飯とお酒を味わえずにいたら、その先輩のグラスが空いたのですかさず お酒を注ぎました。

その時、「1年目なのに凄い保育上手だよね!このこと直接言いたいなっていつも思ってたの!」と言ってくれました。

実際話をしてみると温かい言葉をくれる先生なんだということが知れてイメージが変わりました。

くじ運に感謝です。

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