飲み会のオススメの席は入り口側で座る場所は大事~桜BARお酒の席のお話~

居酒屋のユッケ

15人ほどで飲み会をしていたときの話です。

席は座敷で私が座った席は奥寄りの席に座っていました。

座る場所で、できれば上司や苦手な人と距離を離れすぎないようにしておくのがオススメです。

飲み会で最悪だったのは、料理を頼んでも自分が頼んだ料理がなかなかこなかったことです。

最初は注文が通っていないのだと思い、3回ほど確認しましたが、料理は持ってきているとのことで、同じ料理を何度も頼んでいました。

なかなか届かないので、私が入り口を確認していると、犯人は入り口付近に座っていた人たちが全て食べていました。

入り口に座っていた人たちは自分より、役職がや職歴が長く、あまり強く言い難い人たちでしたので、結局、自分が食べたい料理が食べることができないまま、飲み会が終わっていきました。

そして、割り勘だったため、自分は多く支払う羽目になってしまっていました。

できれば、座る席は入り口側に近い席か、上司の近くで、自分が頼んだものが届いていないアピールができる場所に座るのがオススメです。

久しぶりの友人たちとの楽しい会が帰り際に最悪に~桜BARお酒の席のお話~

悪酔いする友人

友人数人で飲み会を開きました。

私はその会ではハンドルキーパーでしたので、飲んでいませんでした。

会が終わり、みんなを送って帰る時間になったのですが、一人を除いては、まだ酔っているけど大丈夫!という状態です。

ここまでは楽しい会でしたが、この一人が悪酔いしており、友人に普段言わない不満をそれぞれにぶつけはじめ、険悪な雰囲気に。

反論すると、余計に悪化しそうでしたので、聞き流してました。

この時点で、だいぶ悪しき印象です。

しかし、次は態度です。

座席から靴のまま前の席を蹴ったり、足を乗せたり。

そして、コンビニに行きたいといい、立ち寄ったら追い酒を買ってきて、一人で車内で飲み始めました。

お酒はこぼすし、しまいには、そのまま嘔吐してしまい、周りの酔いなんてのも、とっくに醒めていました。

みんなで介抱して、家まで送りましたが、これは経験上最悪の飲み会となりました。

その翌日以降、その友人からの連絡はありませんが、別の会でも同様の出来事が起きていると聞きます・・・。

お酒の席で説教を始めるおじさんが真面目な私はいつもターゲットに~桜BARお酒の席のお話~

説教おじさん

お酒の席でおじさんの説教に絡まれてしまいました。

相手の年齢はすでに60歳以上のおじさん。

お酒を飲むとご機嫌になるようで、いつも何故か絡んでくるクセがあるのです。

絡みの内容は人生について。

人生はこういう風にいきなければならないなどの教訓をひたすら言い聞かせていました。

結婚、子供、家庭についての説教が大半でした。

女性であればセクハラやパワハラになりかねないくらいのしつこさです。

いやでも途中で退席できず、真面目に参加している私のようなものはとことんですが、損していました。

おじさんは、説教中かなり気分が良いらしく、笑みを浮かべながら楽しそうです。

周囲の人はというと、我慢に我慢をしいられるだけで、なんとかその場を乗り切ろうとしていました。

〇〇ちゃん!名前を呼ばれると自分の番です。

説教を受ける順番がやってきたということで、嫌だという気持ちが顔に出過ぎました。

こういう場では、強かでずるい奴が得するように思います。

お酒の席でのさりげない気づかいを大事にしていきたい~桜BARお酒の席のお話~

飲み会での気遣い

お酒の席が最後の方になってくると、みんな酔っぱらって自分のことしか考えられなくなってくるものです。

そんな中でも周りのことを見れる人が素晴らしいと思います。

例えば、寒くなってきたあたりに、ひざ掛けを持ってきてくれる方とかです。

なぜかバスタオルを持ち歩いていて、それを貸してくれたこともあります。

居酒屋さんで貸してくれるところもあるので、それをいち早くチェックしてくれている方がいて素晴らしかったです。

それから、上司がすごい飲ませようとする人だったので、しんどかったのですが、同僚が「ウーロンハイを頼んでおいたよ」といって、ウーロン茶にしてくれていた人がいてうれしかったです。

お湯割りにみせかけて、お白湯を頼んでくれていたこともあります。

これなら、どんなに遅くなってもへっちゃらでした。

ガム・飴・グミなどをさりげなく配ってくれたことも嬉しかったです。

びっくりしたのは、使い捨ての歯ブラシをくれたこと、口がねばつくことがあるので助かりました。

私もさりげない気づかいを大事にしていきたいです。

今の幸せがあるのはあの日のお酒のお陰です~桜BARお酒の席のお話~

ビールで乾杯

私と旦那は同期で、入社してから同期挨拶と会議との2回だけ顔を合わせたことがありました。

そんなある日、参加しなくてもいいような行事に参加しないですか?と連絡があり、前泊可能な行事だったので、「前日の夜一緒に飲みに行きましょう。」となりました。

そして当日待ち合わせをして、宿泊先近くの串カツ屋で飲むことにしました。

駅近くということもあり、周りはサラリーマンの方が多く、ガヤガヤ賑わいのある雰囲気で、少し緊張していた私はその雰囲気で緊張が少しほぐれました。

席につき、まず一杯目はビールで乾杯をしました。

流れ的に仕事の話が始まり、お互いに理想と現実を熱弁し合い、そこでなんとなく感性が似てるし、この人居心地がいいと感じました。

それから、私はそれなりにお酒は飲める方なのですが、彼と注文のタイミングが一緒!という事ですら、なぜか嬉しく思えていました。

その日をきっかけに連絡を取り合うようになり、お付き合いからの結婚をし、子供にも恵まれました。

あの日一緒にお酒を飲む機会がなかったら、今の幸せはなかったのかなと思います。

会社の気になる異性と交流を持つきっかけになることができた~桜BARお酒の席のお話~

歌がきっかけ

ある程度大きな規模の会社になると「気になる異性」っていませんか? 私の場合、お酒の席がきっかけで仲良くなることができたことがあります。

それは「カラオケ」です。

私が歌った歌を褒めてくれたのです。

よく話をすると、好きなアーティストや歌など趣向が似ていて会話が盛り上がったのです。

それだけではなく、会社の仲間同士でライブやフェスにも行くきっかけとなり仲良くなれたのです。

相手はバツイチということもあり「恋愛」に発展することは難しい雰囲気でしたが、「仕事」の面でもお互いに気にかけ、良い関係を築けたことは間違いありません。

勿論、仕事に対するモチベーションにもなりましたし、まず会社に行くことも楽しくなったのです。

「カラオケ(歌)」が上手いと自分で言うのも変ですが、お酒や宴会の席で唯一、私の違った一面を見せることができたり、イケメンや会話の上手い同性社員よりも目立つ手段ではないかと思っています。

「お酒」の力を借りて盛り上がることも言えるのかもしれないです。

取引が成功か失敗かの接待で、胃が痛くなった結果~桜BARお酒の席のお話~

キャバクラでカラオケ

接待の同席をお願いされ、上司と取引先の方とお食事した後、キャバクラへ行くことになりました。

お酒の席という感じとはまた少し違うのかも知れませんが、お酒を飲みながらお店の女の子を交え、仕事の話もしつつ…といった状態で、私としてはキャバクラ自体が初めての場所だったということもあり、どう接していいのか困っていました。

そのうち、キャバクラですし、歌えるということで、上司が私の歌が上手いから聞いて欲しいと先方さんに促すんです。

嬉しいけれどちょっと嫌な気持ちもありながら、先方さんの好きな曲をリクエストされて歌いました。

お酒が入っているということもあって、自分の中ではきちんと上手く歌えてなかったのですが、先方さんはビックリして下さり、あれもこれもと次々にリクエストが…。

大事な接待ということもあって、私も嫌でしたが段々と「これはいい流れかも。」と、思って、歌いまくった結果、なんと取引成功となり、あとから上司を含め会社から謝礼を頂きました。

同期の子達は同席なんてしたことがないのに、凄く責任がのしかかって前日まで胃が痛かったのですが、大役を終えてホッとした出来事でした。

苦手で嫌いなお酒の場ではありますが、いい想い出もあります~桜BARお酒の席のお話~

嫌いなお酒の場

私は、仕事が終わったらすぐに家に帰って一人っきりになりたいタイプの人間です。

20代前半のまだお勤めを始めた当時からずっとそうでした。

しかも、お酒は好きでは無いですので、お酒の場から出来るだけ避けたい気持ちでも居ました。

それが原因で正社員よりも派遣社員を選んだくらいでした。

派遣社員になれば、正社員さんのように飲み会に誘われる機会はうんと減ると思ったのです。

予想通り、派遣社員となってから、飲み会に誘われにくくなりラッキーと思って暫くおりましたが、ある日仲良くなった社員さんの部署の飲み会に誘われてしまったことがありました。

出来るなら断りたかったのですが、不仲になるのが怖く、参加を決めました。

渋々ながらの参加でしたが、その部署の社員さんは全員きさくで楽しい飲み会だったので、その雰囲気に染まるように私の心も和んで行きました。

お酒を飲めないと言えば、決して無理に飲ませる人もおらず、代わりにとウーロン茶を進めてくださって、気遣いを受けることにもなり、恐縮の思いにもなりました。

そしてカラオケタイムの時、私が歌い始めると、みんな上手と感動してくださって、「この歌うたってください」とリクエストされる場面まで出てしまい、私は終始気分良くさせていただけました。

それでも飲み会よりもプライべート一人がいい考えは変わらず、その後誘われないように用心しては行きましたが、苦手でも参加してみて良かったお酒の場として、今でもいい想い出となっています。

何かを一生懸命にやり遂げる大切さを思い出さしてくれる味~桜BARお酒の席のお話~

忘年会

私は以前シャッター屋で職人をしていました。

その頃親方と私、そして新人の若い子がいました。

夏は日光が照り返し汗をかきながら溶接をしてシャッターをつけます。

冬は手がかじかみ、寒いと震えながら作業をします。

最初は慣れない作業でしたが段々と一人前になってきた頃、新人が入ってきて教育を任されました。

1年が過ぎ忘年会シーズン(コロナ前)になると3人で小さいながら忘年会をしました。

普段は飲まないお酒を3人で交わし普段は厳しい親方がぽろりと私の事を褒めてくれました。

いつも迷惑をかけてばかりなのに『いつもよく頑張ってくれている。新人も私のおかげで立派な職人になった』と、新人も少し酔いが回ってきて私の事をすごく褒めてくれました。

『Y君はいつも優しく丁寧に作業を教えてくれるし、プライベートも気さくに接してくれて大好きです!』と 人に頼られる事が少ない私ですが、一生懸命相手の事を思い行動する事の大切さがわかった夜でした。

今は訳あって職場を離れましたが、一人でビールを飲むとよく思い出します。

寡黙な上司から聞けた言葉に嬉しさを噛み締めた年末~桜BARお酒の席のお話~

うれしかった上司の一言

上司は基本的に寡黙で、社内にいる時にも仕事の話が9割、残り1割は季節柄の話をしたりと口数もあまり多くない人でした。

私は色んな人と積極的に話をして、盛り上げることが好きだったので、正直なところ上司からどのように見られているのか、あまり良い印象を持たれていないのだろうと思っていました。

入社して2年目、職場でも飲みの席はほとんどなかったのですが、年末に数名で飲み会を開くことになりました。

上司が飲みの場に来ることにも驚きましたし、お酒が入ることでどんな話を聞くことができるのかなと淡い期待も込めて私も参加しました。

飲み始めは隣の同僚や先輩と飲んでいた私も、頃合いを見て上司にお酒を注ぎに行きました。

少しお酒が入り、いつも寡黙できりっとしている表情から、少し頬が赤く和やかな顔つきで私を迎えてくれたことに驚きました。

「いつも周りに気を遣いながら仕事をしてくれて、ありがとうな」と、その一言を聞けた時、嬉しさを噛み締めた私でした。

お酒が入って初めて見える表情、初めて聞ける言葉、嬉しさに詰まった飲みの席となりました。