マッチングアプリはダメだったけど、別の新しい出会いがあった~桜BARお酒の席のお話~

マッチングアプリ

ある日、マッチングアプリで知り合った方とご飯に行きました。

その方に会いに高速を使い1時間以上かけて車で向かい、夜はビジネスホテルを予約していました。

女性とは楽しくお酒を飲み、女性の終電となったため解散となり駅まで送りました。

私は飲み足りなかったので馴染みのない街中を彷徨っていました。

賑やかな声が聞こえるお店が気になりましたが、一旦過ぎ去り他の気になるお店に入りました。

しかし、そこはすでに営業を終えてしまって断られてしまいました。

仕方ないので再び彷徨っているとさっき賑やかな声がしたお店にまたたどり着き、意を決して入りました。

お店の方が「バーは2階だよ」と言われました (1階のお店を通り抜けて階段がある)。

特にどこに入るか決めてないというと、1階は閉店した蕎麦屋の居抜きで始めた居酒屋とのことでした。

どこでもよかったのでそのままカウンターに座りハイボールを頼みました。

お店にはメニューがなく、頼まれて作れそうなら作る、無理なら無理というスタイルのお店でした。

お客さんも3人ぐらいいてみんな顔馴染みとのことでした。

とりあえず自己紹介してどこから聞かれたので答えたら、なぜそんな遠くから来たのかと質問がありました。

たしかに高速道路使って1時間以上かかるところから来る人はなかなかおらず、マッチングアプリの件を話して盛り上がりました。

結局マッチングアプリな方とはご縁がありませんでしたが、居酒屋とはご縁があったようで月に1回くらいのペースで通うようになり、他の常連さんとも顔馴染みとなり新しいコミュニティを作ることができました。

一滴もアルコールが飲めなくてもお酒の席を断りません~桜BARお酒の席のお話~

飲めなくても参加

自分は全くの下戸なのですが、お酒の席が大好きです。

学生時代に鍛えようと努力しましたが、一向に慣れずに社会人になったら困るのでは心配になりました。

ある時医者からアルコールの分解成分が体質的に無いので、無理して飲むなと言われ驚きましたが、日本人には体質として一定の割合でいるのだそうです。

しかし、上戸の方に言わせると、飲まない人間が酒の席にいることは嫌なことのようです。

ただ、自分の場合、飲んでいる方と同じように騒いだり話を合わせることが自然とできるので、本当にお前飲んでないのかと言われるくらいです。

そうなると、しめたもので、宴会と言うとお誘いを向こうからして下さるようにもなり、「飲めないなら何か好きなものでも食べてていいから」と言われるようになり本当に嬉しく思いました。

それ以来、お酒の席は断ることなく都合のつく限りは必ず参加するようになりました。

「何だ俺の酒が飲めないのか」と言われたこともありましたが、今では多くの方が飲めないことに辛く当たることもなく、楽しく参加させていただいています。

女子にモテた時の飲み会は今でも思い出すくらい楽しい思い出~桜BARお酒の席のお話~

ワンナイト

女子にモテた飲み会。

話題になった飲み会程度でも良いのですが、何回か経験はあります。

某芸能人に似ている顔を持つ私は、「あれ?似てない?本物かと思った」と言われるくらいでしたので、夢中になられることも何回かありました。

しかし、その場を楽しむ上手な女性ばかりで、その後の恋愛には発展したことは一度もありませんでした。

そんな中、ワンナイトラブに発展したことが一度だけありました。

職場の忘年会で、その女性と近くにいて適当な会話を楽しみ、帰る方向が一緒なので一緒に電車に乗りました。

女性が「あれ?帰る方向違うんじゃない?」と聞くので、実は離婚して引っ越しをしたことを告げると、女性のやる気スイッチがオンになりました。

一軒、閉店になるまで飲んで、「じゃ帰ろうか?」と店を出ると、「帰りたくない」と胸を押し付けてきてのオネダリ攻撃。

「ワンナイトしたいんだな」と私は悟り、そのまま私の家に一緒に帰り、朝まで楽しみました。

その後、お互いに職場を辞めましたが、楽しかった夜に間違いありません。

コツコツとする事は間違いでは無かったと感じた瞬間~桜BARお酒の席のお話~

コツコツと泳ぐ

コロナ禍の中で感染者数が落ち着いたある時にいつものメンバーで飲み会を開いた時でした。

以前は週に1回集まって飲んでたのですがコロナ禍で回数も減り久々に集まった日、店の中を除くとメンバー全員揃っていました。

店尾の中に入って皆と目を合わせた瞬間に「オッ!!」という声が数人から聞こえました。

久しぶりに会うからだと気にはしていなかったのです。

時間が過ぎて色々と他愛もない話をしていく中でコロナ禍の今、日常を何して過ごしているかの話題になりました。

そこで私はジムに行って「水泳」をしていると言った時に「やっぱり」という声が上がりました。

どうやら店に入った時の「オッ!!」に比例している様で服の上からでも分かる程に身体が一回り大きく見えたとの事でした。

約1年間、特別な用事が無い限りは水泳に行って泳いでいました。

特にスピードを競う訳でもなく泳ぎたくて通い始めただけなのですが「ランナーズハイ」の状態でコツコツと通っていました。

それにより周りの反応が前段で述べた様な事となり悪い気はしなく、むしろ嬉しかった夜でした。

やはりコツコツする事で実を結ぶというのは本当なのだと確信した日でした。

ホテルのバーでお酒を飲んでいると男性から思いがけぬ差し入れ~桜BARお酒の席のお話~

外資系バー

首都圏でオープンされた外資系ホテルのバーでの出来事です。

雑誌にも掲載された有名なバーで、主に外国人客に評判でした。

そこへあるイベントでホテルを利用するときに時間潰しでバーにたちよりました。

ドキドキしながらも一人で呑んでいた時のことでした。

今時外資系ホテルのバーで、女性一人でお酒を呑むなど珍しい光景ではないはずです。

ところが、ある中年カップルのうちの男性客から声をかけられました。

「お一人ですか?」と、声がかかりましたので私は「ええ、そうです」と素直に答えたのです。

すると、男性客は私におつまみをオーダーしてくださりました。

男性のお連れの女性は、どうやら奥様の様子。

私の親世代の年齢層のように見えました。

きっと、娘と同じ位の世代だから良くしてくださったのでしょう。

そのバーは外国人客の利用も多い様子でしたが、こうした出会いもあるんだと感じました。

差し入れしてくださったおつまみは、とても美味しくて感動しました。

他部署の兄貴的存在社員と知り合うことになった飲み会~桜BARお酒の席のお話~

兄貴的存在

派遣社員として総合商社に三年ほど勤めていたときのことです。

自分の所属部署は少人数でかなり落ち着いた部署であり、仲の良い人も少なく社内飲みとはほぼ無縁だったのですが、ある日、他部署に所属する派遣さんから「急な欠席者が出たから代打でうちの部の飲み会に参加できないかな?」と誘われました。

同じフロアにいる部署だったので、飲み会のメンバーは顔と名前が一致する程度だったのですが、参加してみると皆さんとても気さくで良い人たちで想像以上に楽しい飲み会となり、急だったけど誘ってもらえてよかったな~としみじみ感じていました。

そしてそれがきっかけで、飲み会にいた会社の兄貴的存在の社員さんからちょこちょこ飲みに誘ってもらえるようになり、仕事のことからプライベートなことまで色々と相談にのってもらえるようになるまで仲良くなりました。

どうやらずっと前から「仕事を一生懸命頑張っているな」「いつも明るくて良い子そうだな」と私のことを気になっていたので、知り合うチャンスをうかがっていたそうなんです。(←※恋愛的な意味ではなく!)

他部署とはあまり関わりがなかったので、気にかけていてくれたことに驚きましたがとても嬉しかったです。

あの時の急な誘いがきっかけで人間関係の輪が広がり、さらに充実したワークライフとなりました。

同じ話が繰り返される二度と経験したくない上司との飲み会に参加~桜BARお酒の席のお話~

上司のループ話

前職の仕事をしている時の経験談です。

職場の上司から仕事終わりに飲みに誘われました。

普段は部下の面倒見もいい上司だったので誘われても嫌ではありませんでした。

他に同僚数名が誘われ一緒に飲みに行く事になり、上司とお酒を飲むのは初めてだったので内心ワクワクしながらお店へ入りました。

飲み会が始まり1時間位した時に上司の顔は真っ赤で気分良さそうに話し出しました。

自分が昔やっていた仕事とプライベートでカーレースに参加していた事を自慢げに話し出しました。

最初は聞いてましたが、トイレに行くたびに話しがリセットされて最初からまた話し出すといった同じ話のループが始まりました。

ここは上司の奢りだし、気分良さそうに話しているから止める訳にもいかず同じ話しを永遠と聞かされました。

しかも決まって同じ所でトイレに行かれるので、そこから先の話しが全く分からない状況でした。

結局4時間同じ話を聞かされ解放されました。

翌日、上司にお礼の挨拶をした時に笑顔でまた行こうなって言われましたが、心の中では二度と行かないと思いました。

その後、私は退職したので、あれから1回も行ってませんが、同僚から時々連絡がきて会社の中では上司の事をループさんと呼んでいるとの事でした。

親切も程々が良いかも・・・勘違いから悲惨な目に~桜BARお酒の席のお話~

飲み会での親切

30歳頃の職場での飲み会の2次会であった話です。

型通りの送別会か歓迎会かの1次会が終わり、いつも通りの気の合ったメンバーで2次会へと繰り出しました。

チェーンの居酒屋でワイワイやっている時に若い女の子のグループがやってまいりました。

何とか一緒に盛り上がれないかと後輩に声を掛けに行かせ、同席することに成功しました。

居酒屋の近くの会社にお勤めのOLさんグループとのことで場は盛り上がりました。

しかし、女の子の中に、他の方と比較すると失礼な言い方ですが、若干お顔が不自由な娘がおられ、ちょっと寂しい感じで過ごされていました。

我々の仲間も現金なもので、容姿が良い女の事ばかり話が盛り上がっていました。

私は同集まりの中では中堅クラスの年齢でしたので、寂しそうにさせていてはいけないと考え、その娘に積極的にお酒を勧めたり、話題を提供して盛り上がってもらおうと試みました。

その娘は期待に応えてくれて段々陽気になってきて楽しく盛り上がってきました。

しかし・・・、度が過ぎたようです。

飲酒量が限度を超えたのでしょう。

隣に座っていた私に先ほどまでテーブルの上にあったおいしい食べ物を体内で半消化の状態にして私に思いきりプレゼントしてくれたのです。

一緒の女の子たちも大慌てで「すいません、すいません」の状態になりました。

私は大丈夫ですよと平然を装いその娘を介抱して差し上げました。

でも、本当はその時のスーツはおろし立ての自慢の一着だったんです。

最悪でした。トホホ。。

お酒の席で受けた職場の上司の不倫の修羅場のとばっちり~桜BARお酒の席のお話~

不倫関係の修羅場

私の会社の忘年会はホテルの宴会場で行います。

家族を呼んでも良い事になっており、バイキング形式の食事なのでお子さんもOKな会でした。

しかしある年の忘年会で事件は起きました。

実は私の部署の上司(男性妻子持ち)と部下(女性独身)が不倫関係にあったのです。

上司は家族を呼んでおり不倫の事実は知っている人はヒヤヒヤしていました。

途中までは和やかな雰囲気でしたが、どうも会場の外が騒がしいようでした。

私は忘年会の役員をしていたので会場の外に出てみるとそこには言い争っている人達が。

上司の奥様と上司の不倫相手でした。

どうも上司の奥様は不倫相手が誰なのかなんとなく想像はついているようで、しかし会社からしたら部外者なので大人しくしていたようでしたが、不倫相手の態度が気に入らなかったので喧嘩になったようでした。

不倫相手の部下も負けじと社会人としては考えられないような罵詈雑言を並べて上司の奥様を罵っています。

周りの人が止めに入ってなんとかその場は収まりましたが、後日上司の更に上の立場の人からかなりお叱りを受けたようです。

それは当たり前なのですが、役員をやっていた私にも「何故不倫関係があると知って居ながら家族を呼んだんだ」と怒られる始末。

散々な忘年会でした。

昔の自分の武勇伝や自慢話をする社長はめんどくさい~桜BARお酒の席のお話~

上司の説教

良くある話ですが、過去自分が勤めていた不動産会社の社長は忘年会や新年会、さらには付き合いでのお酒の席でも、お酒が進んでくると、昔の話を始めます。

高校時代では、不良で金髪、タバコを吸っていて喧嘩をよくしていて、負けたことがないなどの話が永遠に続きます。

その話を聞きながら眠そうにしていると「昔俺が、勤めていた会社は先輩がお酒の席で眠そうにしていると怒ってきていた。」とそのまま昔の下積み時代の苦労話に入っていきます。

そこでは、営業での下積み時代は、「毎日朝始業開始の1時間前に出社し残業は当たり前。」「いつも夜の11時まで残ってテレアポをしていた。」「繁忙期の2月から4月ごろは、いつも休みなく働いていた。」「俺は毎月〜万円稼いでいたぞ。」などの話が延々と続きます。

ひと段落したところで最後に、自分の過去の頑張りと比べて、自分たちをゆとり世代で頑張りが足りていないと説教が始まります。

その中では、もっと自主的に残業(サービス残業)をし、会社のために頑張れという内容です。

立派なパワハラだと思うのですが、ひと昔の世代の上司はまったく気づくことがありません。

これが、毎回のお酒の席での一連の流れとなります。