今の自分がいる立ち位置を与えてくれたチームの責任者の言葉~桜BARお酒の席のお話~

新卒社会人1年目。専門学校からそのままプロクラブチームの現場スタッフとなった。

毎日毎日、わからない事だらけ足を引っ張ってばかり。

自分の無能さを自覚し、辞めようと上司へ辞めたいと言ったことも。

まだまだ、中途半端な自分を鼓舞し1年間取り敢えず続けろ。

と言われ毎日毎日怒られながらなんとか縋りついた。

やるべき事と自分の仕事が乖離していることも分かっていたが、なんとか1年間やり切った。

不完全燃焼だったし、上司とうまく行かない毎日だった。

でも、1年のスケジュールが終わってみんなで飲もうという事に。

みんなお酒が進み、若手の話に。

戦力としてどうだった、とかあの時はもっとこうして欲しかった、辞めるって言った時のエピソードなどすでに懐かしいとも言える内容だった。

当たり障りもなく、聞いていたのだがそのチームの責任者という立場の方が言った言葉が今でも心に残っている。

「今年は、いろいろあったかもしれない。自分自身で納得いっていないかもしれない。今後どうするか考えているかもしれない。けど、もっと頑張れるぞ。若いんだから。また会おう。」 普通のことかもしれないが、この業界すらとうざけようとも考えていたタイミングで最後にがんばれ、また会おうと。

このたったの二言で自分は救われた。

言った本人は覚えていないいないだろうけど。

この言葉で今も同じ業界で挑戦しつづけている。

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