お酒の席で本音を吐露してくれた先輩とのお話~桜BARお酒の席のお話~

新人の頃よく叱ってくる同性の怖い先輩がいました。

その先輩はいつもキッチリしていて、私がテキパキ動けるようになるまで私の一挙一動を注意してくる先輩だったので1番苦手な人でした。

ですが1年ほど働いた時、他の方々の送別会の二次会でその先輩と隣の席になり、先輩は既にかなり酔っ払っていました。

若干緊張していたところ、いきなり「ごめんね」と謝ってきて何かと思いきや「本当はいつも注意するの嫌だったの」「でもしないといけないって思って、いつもキツイこと言ってごめんねぇぇえ」「嫌いにならないでぇぇ」と抱きつかれて、その時初めて面白い先輩だと思ったし、本当はこんなこと思ってたんだと嬉しくなりました。

それと同時にいつもとはかけ離れた違う姿があまりも面白かったので、しばらくその発言で先輩のことをいじっていたら何だかんだで仲良くなり、今は違う仕事ではありますが今でもご飯に行く仲になりました。

あの時の本音があったから、本来の性格がわかったような気がして、先輩の気持ちも知ることができて嬉しく楽しい経験だったと思います。

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