私が大学の友達と一緒に初めてバーに行った時のお話です。
そこは、カウンター以外にもダーツのできる空間や、小さなテーブル席が2つほどあるバーでした。
マスターは、27歳の男性。
入店してそわそわしていると、横に座っていた60代の常連客の男性が、私たちに話しかけてくれました。
どこの大学に通っているのか、お酒はよく飲むのかなど他愛もない話をしていました。
すると、マスターも話題を拾ってくれ、気さくに話してくれるようになりました。
もともと新しい場所やコミュニティの中に飛び込んでいくことに躊躇するタイプの私。
しかし、お酒やその雰囲気が好きというお互いの共通点があることや、程よい酔い加減のおかげですぐに打ち解けることができました。
また、その店の壁には、マジックで落書きをすることができます。
そこで、友達とお互いの似顔絵を描き合いました。
大人な空間にいるはずなのに、子供の頃に戻ったような心地がしたのが印象的です。
人との繋がりが感じられた、素敵な一夜でした。