男性職員の下ネタが止まらない止まらない、誰か助けて~桜BARお酒の席のお話~

40年近く前の話です。

私は20歳のOL一年生。

女子社員は10分早く出社して全員の机の上を拭いて、灰皿を洗い、社員それぞれのマイ湯飲みにお茶を淹れて、ようやく始業、という時代です。

当時はまだセクハラという言葉はなく、残業してると、男性社員同士が仕事をしながらフツーにエロ話をする様子に、耐性のない20歳の私はひとりで顔を赤らめていました。

特にひどいのが、社員旅行での宴会の席です。

当時は当たり前の、女子社員がお酒を注いでまわる、という仕事(!)をしていると、酒の入った男性社員の下ネタがまあー止まらない止まらない。

「〇〇さんのデルタ地帯はどんな形かな?」だの、「あー、いっぺんでいいから高橋惠子とやってみたい」だの(時代ですね)、「ゆうべは、こっちは残業で疲れてるのに、〇〇(奥さんの名前)が求めてきてしかたなくやったよ」だの、聞くに耐えない話のオンパレードです。

うら若き乙女の私は「ヒエー!なんだ、この人たちは」と恐れをなしました。

古き良き、いや悪き昭和60年の話でした。

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