入社したばかりで同じチームメンバー以外はほぼ話したことがない時期、職場全体で飲み会がありました。
失礼ながら見るからに堅物の方が何人かおられ、飲み会参加が嫌でした。
飲み会当日、私は堅物メンバー多めのテーブルになり、益々気分が下がります。
気を遣いながら堅物メンバーにも仲の良い人にも平等にお酒を注いで回りました。
すると堅物上司が「そんなに気遣わなくていいよ、大変でしょ。知らない人ばかりなだけで疲れるから、はっちゃけちゃえー」と、まさかのお言葉をいただき、気が楽になりました。
正直、あんな堅物の人が「はっちゃけちゃえー」なんて言ったことに驚きです。
更に別の堅物キャラな同僚も「気遣わなくていいよ。この職場の人、お酒の席での言動はぜーんぶ忘れるから本当に大丈夫。それよりもせっかくだから飲み倒して」と言ってくれました。
堅物で話しにくいと思っていた人ほど、私が緊張して気を遣っていることに気付いてくれて、明るい言葉をかけてくれて嬉しかったです。
親しみも持てるようになり、職場での緊張がほぐれ、素敵な会社生活へのきっかけとなるお酒でした。