若い頃に仕入れ先の技術課長に飲食の席で褒めてもらったこと~桜BARお酒の席のお話~

私はある電子デバイスメーカーの技術者・技術管理職を長く勤めて来ました。

電子デバイスメーカーではありますが、複合部品等の生産販売もしていた関係から、より材料系に近い電子部品メーカーから仕入れもしていました。

仕入れる部品を選定するのは、多くのメーカー品を比較検討し、購買部門と共に技術部門が行います。

そのために、メーカーの工場に足を運び、技術者から製品の説明を受けたり、工場見学する事もしばしばあります。

ちょうど私が技術課長として管理職になったすぐに、ある部品メーカーを訪れました。

その会社は遠方の為、日帰りでは無理なために、一泊二日の出張で訪れました。

この時、夕食時を同行した営業所の方と、その会社の2つの事業部の技術部門のベテラン課長と飲食しました。

その際に、先方のベテランの技術課長から、私が研究熱心・仕事熱心である事にお褒めの言葉を頂いたのです。

私は先方にとってはお客様ですが、2人の課長さんは、お客様としてではなく、若い技術者としてかつてより接して下さっていた方です。

その会社を背負うと評判の高い2人の先輩技術者から、始めて褒めて頂い事が、その後の会社生活でも長く励みとなりました。

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