会社の忘年会での出来事、田舎の旅館で調子に乗って深酒した末路~桜BARお酒の席のお話~

コロナウイルス感染拡大以前だったため大人数で盛大に飲み会が行われていた時期でした。

会社の忘年会での出来事です。

その際場所は居酒屋ではなくアルコールを飲んで自宅に帰れない人の事を考慮し、宿泊も出来る田舎の旅館で行いました。

田舎の旅館なため全員バスか自家用車で現地へ向かい帰りもバスで帰れるシステムとなっており、ほとんどの人がバス利用でした。

バスでの移動は田舎道のため、大きなカーブや高低差のある道を20分ほど走行しました。

現地到着後、私は久しぶりの飲み会だったため、明日仕事の事を考慮し宿泊まではしないとも調子に乗ってアルコールを自分の許容範囲以上に飲んでいました。

当時は若かったため多少の無理は大丈夫であろうという驕りもあり、同僚達と楽しい酒の席を楽しみました。

問題はその後でした。

帰り道行きと同様にバスでの帰宅です。

宿泊者もいますがどちらかというとバスを利用して帰宅する人の方が多かったように思いました。

素面でのバス乗車中は田舎道で道が悪いなあ程度しか感じませんでしたが、アルコールをいつも以上に摂取した後のバス移動はまさに地獄でした。

左右へ揺られ、高低差もあり、気持ち悪くなり嘔吐、嘔吐、嘔吐、バスのためトイレもありません。

嗚咽が車内中に響き、袋を持ち合わせていた同僚がいたのは幸いでしたが、嗚咽と嘔吐の匂いとで車内は最悪の環境となってしまいました。

結果自宅付近につくまで嘔吐は収まらず、20分間公開処刑の様な状況でした。

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