毎年春になると、有難いことに『お花見に行こう』というお誘いをよく受けます。
そんな私の、ある年のお花見での出来事です。
いつもの様に、近くのお城にお弁当を持ち寄ったりしながら大人数でお酒を飲みワイワイしていました。
お酒が大好きな私は、毎年飲みすぎて、大半の記憶がありません。
その日も、昼間から飲んでいてアッという間に夜桜になっていました。
ココまでは記憶があるのですが…次に記憶を取り戻したのは「ついたよ!○○家についたよ!」という友人の声でした。
ベロベロの私を、タクシーに乗せてくれて、しかも心配して一緒に乗ってきてくれた様で、酔いながらも申し訳ない気持ちからタクシーを慌てて降りようとした瞬間ズテーン!という音と共に、顔面からコンクリートへダイブ。
驚いた友人も「嘘やろ!?大丈夫!?」と、タクシーを降りて来てくれましたが、やはり気遣いが凄いという私の性格上…大丈夫大丈夫と下を向きながら、友人をタクシーに詰め込み退散。
家まで2分の距離を徒歩中、尋常じゃない激痛が顔に襲ってきました。
しかも、謎の熱さ。
なんとか家に無事辿り着き、鏡を見ると顔面血まみれになっていましたが、ココが強いぞ酔っ払い。
セルフィーでパシャリして爆睡。
次の日、友人にその写メを送って爆笑されました。
オーマイガー!お酒は、いくつになっても怖いというお話でした。