院長一族の家族愛を見てしまった社員に衝撃が走る~桜BARお酒の席のお話~

入社1年目の忘年会での出来事です。

医療法人というお堅い職場ということもあり、日頃から院長は真面目で理事を勤める奥様も上品でおしとやか。

施設長の息子も愛想良く真面目な印象でした。

忘年会前に上司に、院長一族の姿には皆ドン引きするから楽しみにしとくように言われ内容は告げられませんでした。

いざ忘年会の日を迎え、当日は立ち入ったことのないような高級ホテルのワンフロアーを貸し切り、お洒落なコース料理が運ばれてくる華やかな忘年会でした。

途中から前のステージで職員の出し物が始まりました。

歌が上手な方や、マジックを披露するかたまで色々な芸を堪能しました。

終盤、クライマックスを迎えいよいよおおとりに施設長が登場しました。

すると院長は我が息子と言わんばかりのスタンディングオベーション。

うっとりした顔でカメラを構える院長夫人。

施設長をよいしょする社員をとりまき、まるでアイドルのステージでも始まったかのような雰囲気にドン引きしました。

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