酔っ払って衝撃発言をしてしまった同僚について~桜BARお酒の席のお話~

突然の告白

私は、未だに職場の忘年会で印象に残っている出来事があります。

その忘年会は、上司はおらず、同期だけの会でした。

リラックスしながら開催された忘年会だったのですが、その同僚は、飲みすぎて羽目を外してしまったのかもしれません。

私が勤めていたその会社は、男性の比率が高く、女性の人数が少ない会社でした。

その忘年会でたまたま私の横に座っていた女性のAさんとは、世間話をする程度の中で、そこまで親しくはありませんでした。

飲み会も中盤に差し掛かる頃、そのAさんが、飲みすぎたのかはわかりませんが、皆がおしゃべりをしている中、「ここにいる、BくんとCくん、Dくんは本当にタイプ。まじで付き合いたい」と本人たちを目の前にして、大きな声で言いました。

もちろん、忘年会ですし、あの人素敵だね、と恋愛系の話をすることはあります。

でも、本人を前にして、好意がある、と衝撃発言をする人は初めてでした。

その場にいた男性陣も、私達も、一瞬シーンとなりました。

また、そんな衝撃発言をしながらも、彼女は「お父さんが迎えに来ているからじゃあね」と二次会にも行かずに帰ってしまいました。

未だに本当に印象に残っています。

ただただ上司に気を遣うだけの辛い2次会の地獄のカラオケ~桜BARお酒の席のお話~

地獄のカラオケ

私が働いていた職場では、忘年会等の飲み会の場に本店の上司が参加することが通例でした。

その上司はカラオケが大好きで、2次会は必ずカラオケでした。

私もカラオケは嫌いではありませんでしたし、断れないので参加しました。

行ってみると、歌う時にはカラオケの採点システムを絶対使わなければならないことにビックリしました。

上司はさっそく得意な曲を入れ、高得点を出しました。

他の同僚が歌う時にも、得点が表示され、得点が低いと「もっと練習しないといけない。」や「音程が合ってなかったからなぁ。」といった文句が言われていました。

私はもう歌う前から嫌な気分でいっぱいになりながら、何とか1曲歌いました。

上司に文句を言われることが怖くて、得意な曲を選んだため上司の得点を越えてしまいました。

上司は無言で何も言わず、周りも何て言ったら良いのか分からない感じで本当に気まずかったです。

低得点でも高得点でもどっちでも気まずいのならと、それからは周りを気にせず歌いたい曲を歌ってしまうことにしました。

まるでドラマのような流れの人生初めての忘年会~桜BARお酒の席のお話~

人生初の忘年会

私が人生で初めて忘年会に参加したのは、20歳の時でした。

短大を卒業し、会社に入社し私にとって何もかも初めてでした。

お酒の飲み方もよくわからないまま参加しました。

上司の方々は、ある方は上機嫌で、ある方は不機嫌そうにお酒を飲み、日々の仕事について半ば愚痴のように話し、新人はそんな話を「そうなんですね」「すごい!」など相槌をいれてひたすらに聞いていました。

私は本当にこんな世界があるんだと思いました。

ドラマで見た事が今現実に起こっているんだと。

そんな中わたし以外の新人は慣れた手つきで上司にお酒を注いでいます。

私は他の新人の真似をして必死に注いだのを今でも覚えています。

彼らはどこで習ったのでしょうか?わたしも学校で教えて欲しかったです。

短大と大学の差を感じながらも、こうしてはじめての飲み会は終わったのでした。

事件が起こったのはこの後です。

若い上司の1人がお店を出るやいなや、路上に吐いてしまったのです。

その上司の同僚はお水を持ってきたり背中をさすってあげたり、これまた慣れた手つきで介抱していました。

私はショックでした。

これが社会なのかと思いました。

これから続く長い労働の中であと何回こういうことを経験するんだろうと思うと嫌気がさしました。

そんな私ですが、今は転職し、飲み会のない会社で働いています。

でもあの時の経験は自分にとって良かったと思えます。

こうした経験が人を大人へと成長させていくんだろうなと思います。

超お硬めな会社に対して超ラグジュアリーでロマンチックな忘年会~桜BARお酒の席のお話~

素敵なクルーズ

1年前の忘年会です。

毎回、忘年会はセンスあふれる庶務の方が設定して下さり、東京タワーの下の素敵なビュッフェや屋形船で天ぷらを食べるなど、個性豊かなアクティビティが用意されています。

一方で、なかなかお財布に厳しく、私自身はお断りすることもしばしば。

その年の忘年会は、コロナウィルスもあり、予約していた人数に対してドタキャンが続出し、代わりに誰かが参加しないとキャンセル料が取られてしまうとのことで、費用も告げられず、急遽参加することになりました。

内容は、東京湾クルーズで、後に某ドラマでも利用されており、航路が上から見るとハート形になっていることを知りました。

とってもロマンチックな一方で、メンバーは職場の50代を中心とした男性達。

デッキに上がることが出来、別の視点で新しい経験として楽しめましたが、プロポーズも出来そうな環境に対してメンバーが冴えません(笑)。

値段は後日知り、5桁の金額を取られました。

某ドラマが好きだったので意図せず参加できたことはラッキーでしたが、お値段を1年経った今でも引きずっています。

初幹事張り切りすぎて大失敗、酒は飲んでも飲まれるな ~桜BARお酒の席のお話~

酒の飲みすぎ注意

コロナ禍になる前の出来事になりますが、当時は歓迎会、送別会など盛んに行われている会社に在籍していました。

私もそんな会社に働いているものですからお酒を飲む機会が多くとにかくお酒を飲む事が好きでよく飲み会に参加していました。

入社して何年かたち後輩も沢山でき、歓迎会をやろうとの事で若手の中堅として飲み会の幹事を任される事になりました。

飲み会場所の手配や会費、ちょっとしたサプライズなど準備してツツがなく飲み会が進んでいき、周りを盛り上げてようと気を張って飲んでいたのでアルコールに酔うこともなく一次会は終わりました。

二次会に入り気の知れた上司や同僚、後輩だけになり気が抜けたのかそこからお酒を飲みすぎて泥水してしまいました。

しっかり幹事として上司や同僚の前でうまく仕切っていたのですが最後に気を抜いてしまい、記憶がなく最後は同僚に介抱される形で家までタクシーで送迎されたそうです。

1件目までは気を張りすぎて疲れ2件目で安心して飲みすぎてしまい周りに迷惑をかけてしまい、恥ずかしいかぎりです。

セクハラがやめられないとまらない、わが社の忘年会~桜BARお酒の席のお話~

セクハラに呆れる

私が社会人1年目の昭和60年の、まだセクハラという言葉がなかった時代の話です。

とある旅行代理店に勤めていましたが、定時の5時には終わらず、8時まで残業するのが当たり前でした。

5時になると窓口を閉めるので、そこから怒涛の男性社員のセクハラ発言が始まります。

「〇〇さん(私のこと)といっぺんやりたい」と、ビールっ腹の係長が言うので「重そうなので、お断りします」と言うと「そこは、腕で上手く体を支えるから問題ないさー」と返ってきます。

他にも色々ありますが、文字数の関係で割愛します。

そんな人たちが、忘年会でお酒が入るとどうなると思います?「〇〇さんのデルタ地帯はどうなってるのかな?」だの、「✕✕(社員公認の彼女)と、今夜はSEXができないからうずくわー」だの、そんなシモの話ばかりです。

今とは隔世の感ありです。

他の会社もこうなのか、うちだけなのか誰か教えて!て感じです。

唯一よかったのは、仕事柄忘年会や新年会で色んな旅館に泊まることができたことです。特に、この時の旅館では、羽毛布団が用意されていて、羽毛布団初体験の私は、「これが羽毛布団か。軽くてあったかーい。」と、感激したことです。

トイレにいた先輩に気付かずみんなで帰宅した忘年会~桜BARお酒の席のお話~

嫌な先輩

約30年ほど前の会社の忘年会での話。

当時、私は新入社員でした。

30歳前後から新入社員までの独身男性だけで忘年会を開きました。

会社の独身寮繋がりがほとんどで、会場も独身寮近くでした。

忘年会自体は非常に盛り上がりましたが、時間が経ってくると人の性格が出るのが飲み会の恐いところでもあります。

楽しい話しかせず、みんなから好かれている人気者の先輩。

下ネタばっかり言って、ついていける人が限られる先輩。

そして、説教をかましてくる興ざめな先輩などが現れます。

当然、人気者の先輩のテーブルは非常に盛り上がり、その先輩の近く人は誰かしら存在し、みなに気を使っていただけます。

私は「だから、この先輩、仕事もできるんだな」と尊敬の目で見ていました。

そんな中、説教屋さんがやってきて、私は「こいつ気に入らねぇ」と思いました。

さて、お開きとなり帰ろうとしたところ、人気者の先輩が飲みすぎたらしく、トイレに居るとのこと。

5人くらいの後輩が「大丈夫ですか!」と殺到し、タクシーに乗せて帰りました。

後で分かったことですが、説教屋さんもトイレに籠城していたのですが、皆に気づかれることなく、置き去りにされ、一人で寂しく徒歩帰宅したそう。

これには一同大笑いしました。

立つ鳥、後を濁さずとはいかず嵐が吹き荒れた忘年会~桜BARお酒の席のお話~

不満

以前、職場での忘年会があったときのことです。

普段は派遣先での勤務がメインのため、それぞれのセクションから所属の面々が一堂に会する、といいう特別な豪華さのあるいわば大忘年会のような体裁でした。

そんな中で年明けに退職を決めていた先輩がひとりいたことが今回のポイントになります。

ワイワイとしたお疲れ様ムードのなかでひと際、異様な雰囲気を放っていた先輩は退職するのを良いことに場違いな悪口や仕事のグチを連発し始めました。

それだけ不満があったのは分かりますが、あまりにも空気を読まない発言に周囲の人間はヒヤヒヤしはじめたのは言うまでもありません。

さらには上司に絡みはじめ「おれ、辞めますから!もう飽きたっすよ」と酔いにまかせてウザ絡みをはじめました。

そうなると誰も止めることなく放置の域に入ってしまい、逆にどこまで愚行をさらすか見届けることになりましたが、泥酔の果てにタクシーで帰宅という待遇。

もはや無双状態で辞めてゆく人間に怖いものなしと実感し、年の瀬の思い出になりました。

まさかのご高齢でアニメを語る代表取締役社長~桜BARお酒の席のお話~

上司の意外な側面

前職の会社での忘年会、代表取締役社長(67)男性と同席する機会があったのですが、 最初は普段の会社での話、今後の展開の話など真面目な話が続きました。

その後お酒も進んできてプライベートでの趣味の話になりました。

普段のその方は良く言えば仕事熱心、悪く言えばパワハラ気味の方だっただけに、私もなるべく当たり障りのない話に、 とどめていてその場を流そうとしていたのですが、まさかのその方からアニメ「銀魂」の話題が出て驚きました。

なんでも孫娘が好きで一緒に見ていたとのこと。

てっきり話を合わせるために見ているだけで、内容やキャラクターは見ていないものと 思って聞いていたのですが、話を聞いていると「銀さんが~」やら「○○編が~」とちゃんと内容について語っていたので、 ちゃんと見ているようで非常に驚きました。

自分は下っ端の立場だったので変に掘り下げたりせず聞きに徹しましたが、 恐らく20分程度は語っていたと思われます。

人間見た目や年齢で判断できないものですね。

忘年会での暴露話でみんなビックリした思い出~桜BARお酒の席のお話~

コロナ離婚

去年の忘年会で、大学生時代の仲間達で集まって忘年会をした時の話しなのですが、疫病の関係でなかなかみんなで集まる事が出来ずに久々に会えた事にとても嬉しく感じていました。

数年ぶりに会えたので積もる話も色々とあり、全員が順々に話したい事や近況などを話していきました。

その中の一人が、自分は順番の最後に話したいと言うのでとても気になりながらその子の話を待ちました。

そして順番が回ってきたその子がおもむろに話を始めたのですが、この前、旦那さんと離婚したと言う話でした。

とても仲が良かった様子の二人だったので、それにはみんなビックリしてしまい、何で?という質問は当たり前のようにしてしまいました。

その理由は、コロナが世界中で、蔓延してしまった関係で二人とも仕事がリモートワークになり、二人っきりで家で過ごすことがほぼ毎日となりそれによって衝突する事が増えてしまい、それがどんどん毎日となりついには二人ともその生活に耐えられなくなってしまったのが理由でした。

コロナ離婚を目の当たりにした忘年会でした。