ありがとう!尊敬します!思い出の優しい幹事さん~桜BARお酒の席のお話~

自分が社会人1年生になったばかりの時の話です。

会社の歓迎会でのこと。

自分が歓迎される立場だったこともあり、ひな壇がつくられ、次々と酌に来る先輩方のお酒を次から次に調子に乗って飲みまくっていました。

その時の幹事担当の先輩は、「席の下に器をおいて、飲めない酒は、こぼしていいんだよ。」とアドバイスしてくれていました。

そんな優しい幹事の助言もむなしく、調子に乗って飲みまくり、へべれけになってしまいました。

ほとんど記憶を失うくらいの酩酊状態でした。

その後の行動がなんとも、せつないやら恥ずかしいやらなのですが……。

何と、その宴会会場のスリッパを履いたまま、自宅に歩いて帰っていました。

宴会会場にポツンと残された「自分の黒い皮靴……」。幹事の先輩が翌日の会社に持参してくださり、誰の忘れ物なのかを探し当ててくださいました。

それも、いやな顔ひとつせず、最高の笑顔で、「靴がさびしそうに持ち主を待ってたよ。」と一言添えて渡してくれました。

あの時は本当にお世話になりました。

先輩大好きです。

今でも尊敬しております。

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