コミュ障を隠すために無理やり飲んだら荷物を失くした件~桜BARお酒の席のお話~

20年近く前の大学生時代、サークルコンパでの失敗談です。

普段から緊張しいで男性にも不慣れなため、サークルコンパは楽しみ半分不安半分の場でした。

小心者の自分を奮い立たせるため無理して飲めないお酒をハイピッチで飲んではコンパ終盤頃にはトイレに籠ることを繰り返していました。

ガタガタと全身が冷えて震えることもときどきあり、今思えば急性アルコール中毒の症状だったのでは…、と飲酒に対してあまりにも無知だったと反省しきりです。

事件が起きた日も変わらず緊張から芋焼酎をついつい口にし続けていました。

周囲には『ピッチ早くない?』と気にかけてくれる同期、先輩もいましたが、見栄を張って『大丈夫ですよ~!』とヘラヘラ飲み続けてました。

コンパの終盤にはいつも通り手足が冷え冷えして、何度もトイレに駆け込む事態になってました。

一通りトイレにリバースしきって安心して解散したのちも気持ち悪さは収まりきらず、路上で吐いてしまう醜態をさらしてしまいました。

さすがにこのままでは帰宅に支障が出ると考え、出費になると後悔しつつもタクシーに乗りました。

うとうとしつつも無事家まで送ってもらい、支払いをすまし帰宅してほっとしたのもつかの間『あああっ!!!荷物がないっ!!!!』と顔面蒼白になりました。

そうです、タクシーに大事な資料を入れた紙袋を置きっぱなしにしてしまったのです。

酷く酔っていたので何のタクシーに乗ったかも分からず、急いで遺失物センターに連絡はしたものの見つけられませんでした。

学生だったため単位を落とすくらいで済みましたが、これが社会人で重要書類を紛失したとしたら…と考えたらゾッとします。

今ではほぼほぼお酒を飲む機会も少なくなりましたが、緊張をごまかすために酔っぱらおうとする飲酒は大失敗をもたらすと大いに教訓になりました。

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