大勢の前で隣の友達と勘違いされて告白されてしまった~桜BARお酒の席のお話~

高校時代の同窓会に行ってきました。

懐かしい友達と再会し、お酒を飲みながら和気あいあいと話していたんです。

私の前には、よくケンカをした男友達のKが座っていて、チビチビと酒を飲んでいました。

すると、Kが私をまっすぐ見つめてくるんです。

隣にいた女友達が耳元で「告白されたりして」なんて言うんです。

私は、まさかと笑いました。

これまで、Kとは男女のそういう雰囲気になった事もないんです。

でも、じっと見つめられているうちになんだか私も意識してきてしまって、さりげなく髪を整えたりしていました。

すると、Kがいきなり私の手を掴んだんです。

「俺さ、ずっとお前に言えなかった事があったんだ」やっぱり、告白?私は、胸がドキドキしてきました。

「お前のこと、高校の時から好きだったんだ。今も、ずっと好きだっ」その声に、周囲が盛り上がりました。

私は、彼氏がいるから困ると思いましたが、ちょこっと嬉しかったです。

「もし、俺の事が少しでも好きだったら、付き合ってくれっ。Rっ」へ?誰?私じゃない。

私は、思わぬ名前にパニックになりました。

すると、Rというのは斜め向かいに座っている女性の事でした。

確かに、ちょっと外見が似てました。

「ごめん。私、結婚してるの」 Rさんの一言で、一気に爆笑の渦になりましたが、勘違いで告白された私としてはかなり恥ずかしかったです。

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