30年振りの再開に好き好き光線全開のいたいオバサン ~桜BARお酒の席のお話~

昨年夏に、高校時代の同窓会がありました。

主人が転勤族なため、地元を離れて転々とし、高校時代の友達とは疎遠になっていました。

久々に会った友達と一頻り盛り上がったあと、何人か当時の先生方がいらっしゃっていて、花束贈呈などをしました。

私はそのとき、ある人を探していました。

当時大好きだった男子です。

見つけた時は一目でわかりました。

ぜんぜん変わっていなくて、相変わらずみんなの人気者。

違うクラスの人には全く覚えられていなかった自分と違って、彼の周りには人だかりでした。

彼と私は同じ部活でした。

私が思いを寄せていたことなど知るよしもなかったでしょうね。

なんとか話したいと思っているうちに、花束贈呈の時間になったわけです。

ラッキーなことに私のクラスの担任の先生がいらっしゃっていて、私が花束を渡すことになっていました。

私の名前が呼ばれた瞬間、彼が気づいてくれたのがとても嬉しかったです。

そのあと一緒に話をしながら乾杯し、昔話に花が咲きました。

実は彼と話す前に、ビールやハイボールをかなりのんでいて、よけい饒舌になっていた私です。

その後の二次会では、カウンターで1人ワインを飲もうとしていた私の隣にやってきて、あわや手を握られそうになりましたが、私の手には結婚指輪が…。

でも、一緒にワイングラスで乾杯し、目からは好き好き光線をたくさん出してしまったわたしです。

もちろんその後は何もありません。

でも、冥土の土産になりました。

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