会社帰りにお酒が入ると気さくな上司と同期での居酒屋での飲み会~桜BARお酒の席のお話~

上司と同期の飲み会

現在65才になる主婦です。

もう20年前飲み会でのことになりますが、毎週金曜日の会社の勤務終了帰りには、上司1 人、同期2人、そして私を入れ計4人でお気に入りの居酒屋で飲み当日の会社での出来事を包み隠さずみんなで話会うことが恒例でした。

会社内では上司に対しては緊張して会話が思うように進みませんでしたが、飲み席では不思議とお酒の力をかりているせいもあり、自分でも驚くほど上司に対して無礼な発言例えば今でいうセクハラ発言「社長のお腹、やけに目立ちますね。妊娠6か月ですか。」とか「愛人がいるんですか?いなければ会社の従業員を愛人にしたいですか?」等しらふでは、とてもとても言えないようなことをベラベラ次から次へと言葉を発していました。

上司も飲んでいるせいか、会社での気難しい顔を出さず笑い飛ばしていました。

パート従業員のセクハラ発言に受け答えをしてくれることで上司の気さくな一面が見え、又同期との会話もはずみました。

会社帰り週一の居酒屋で飲み会が楽しくて、会社出勤も苦になりませんでした。

柄の悪い酔っぱらい先輩のおかげで憧れの先輩と急接近~桜BARお酒の席のお話~

柄の悪い酔っ払い

その飲み会は職場の飲み会の2次会でした。

2次会といっても人数が多い職場なので、30人近くは残っていたと思います。

同年代の人が多く、お酒もガンガン飲む楽しい職場だったので、私もその場を思う存分楽しんでいました。

1つ上の先輩で本当に酒癖が悪く、酔っぱらうといつも絡んでくる人がいます。

その人にいつも通り絡まれていると、私の憧れの先輩がすっと助けてくれたんです。

「○○ちゃんは俺のなんですけどー。」と、絡んでくる先輩と私の間に、むりやり座り込んでくれました。

入職当時から本当に顔と醸し出す雰囲気が大好きで、ずっとかっこいいかっこいい言っていた先輩なんです。

女慣れしているたらしですが、誰からも愛されるたらしだったので、話せるだけでハッピーでした。

そんな先輩が私にこんなことしてくれるなんて幸せすぎて最高でした。

その後も、愛嬌があって本当にかわいいとか、仕事頑張り屋さんって主任が言ってたよとか、うれしいことばかり言ってくれてとっても嬉しかったです。

帰りも自転車を押しながら家まで送ってくれました。

まさかの言葉をかけられてハッとさせられた話~桜BARお酒の席のお話~

忘年会での出来事

数年前の忘年会での出来事です。

正直、自分を含めて何となく“会社行事や職場の飲み会は参加しても気を遣うだけであまり得るものがない”と感じている同僚も多く、その年も恒例というか惰性というか、上司の招集で忘年会が開かれることになりました。

案の定、お酌合戦の始まりで我先にと上司のグラスにビールが注がれます。

また、そのお酌攻撃の被害を避けるため“攻撃は最大の防御”とばかりに自席に着かない者がいたり、想像どおりの混沌とした会でした。

そんな中で自分は非常勤の職員さんと一緒の席になり、騒々しい状況を眺めていましたが不意にその方が「いつも頑張ってるね!」と声をかけてくれたのです。

自分のことなど眼中にないだろうと思っていただけに不意打ちで思わず、目頭が熱くなりました。

普段、私は目立たない仕事ばかりで心の無い「ありがとう」をもらうばかり。

雑務に甘んじ粗雑な扱いを受けているという自覚があったので、素直にうれしかったです。

自分のことを見てくれる人は必ずいると言いますが、その時は素直にそう感じました。

後輩社員の言葉に涙が止まらない、忘年会での思い出~桜BARお酒の席のお話~

最高の労い

私自身、元々アルコール好きなこともあり、頻繁に飲み会を開催してきました。

それだけに、今般の新型コロナウイルス蔓延に伴うさまざまな規制に関しては、複雑な思いがあるのも事実です。

そんな私にとって忘れられないのが、数年前の忘年会の席でのことでした。

基本的にケチな人が多いため、完全な割り勘での飲み会です。

マネージャーや同僚はもとより、後輩や取引先の社員も参加しての大々的な飲み会。

私はそこで涙がこぼれ落ちるほどの感動的な言葉を仲間からもらうことになります。

彼は、私よりも若く物静かなタイプです。

そのため、日頃から事務的なことしか話す機会はありません。

悪く言えば「何を考えているのかわからない」といえるのではないでしょうか。

物静かな彼ですが、ほどよく酔いがまわったタイミングで、私のそばに近寄ります。

そして、感謝の言葉をもらうことができました。

私自身、主任として後輩の面倒をみる必要があります。

そんな私への最高の労いだと思います。

合コンからの思わぬ出会いで遠距離恋愛に発展した話~桜BARお酒の席のお話~

遠距離恋愛

3年前、合コンに誘われて待ち合わせ時間に余裕があり外で時間をつぶしてました。

ベンチに座って待っていると1人の男性が話かけてきました。

「県外から来たんやけど、一緒に飲める人捜してるんだけど良かったらどう?」ナンパでした。

私はナンパされることが嫌なことと、この後合コンがあるから無理と断ったのですが、しつこく挙句の果てにLINE教えてくれたら帰ると言われたので、しぶしぶ教えることにしました。

そのあとの合コンは女性メンバーは全員初対面、男性メンバーは職場の同僚同志ということもあり微妙な空気のまま終わりました。

家に帰りスマホをみるとナンパ男からLINEが入っていて、後日仕事終わりに居酒屋で二人で飲みに行くことになりました。

会うの2回目なのに、お酒の力もあっていろんな話をしたり笑ったり楽しい時間を過ごしてあっという間に時間が過ぎていきました。

お会計を済ませ、帰ろうとしたとき、彼から「(私と)一緒に過ごして楽しかった、また会ってほしい」と言われました。

すごくうれしかったです。

後日仕事終わりに会って、デートを何回かして付き合うことになりましたが、彼は県外の人でそのあとはなかなか連絡とるのが難しく、会えても2か月に1回と少なくて最終的には別れることにはなりましたが、今ではすごく良い思い出です。

ほとんど話したことのない社長から言われた事~桜BARお酒の席のお話~

冷静な社長

以前勤めていた会社の社長はとても厳しく真面目な人でした。

毎朝誰よりも先早く出勤し掃除をして、仕事に取り掛かる。

社員のミスには厳しく指導するような人。

特に社内での上下関係には厳しい人でした。

社長に用事がある時は必ず直属の上司に許可をとってからというもの。

基本は上司が社長に話をするので、下の立場の人が社長と直接話す機会もありません。

社長は飲み会等にもほとんど参加しない人だったので、顔は見かける事があっても話す事は稀でした。

入社して3ヶ月経ってから、会社設立30周年記念パーティが行われました。

下っ端の私はパーティに参加というよりは裏方仕事でした。

受付をしたり、スライドのコントロールをしたり、パーティ中に会場で飲み食いする事は無かったのです。

その日は無礼講とばかりに皆お酒をのみ、気持ち良く酔っていました。

最後の方で社長から一言コメントをしてもらう予定でした。

社長は社員に対する感謝の気持ちや会社への愛情を肩っていましたが、お酒の勢いもあったでしょう。

いつも冷静な雰囲気の社長が熱く語り始めました。

「うちの社員は本当によく頑張っている、皆は気付かないかも知れないがこの会の最初からずっと裏方で頑張っていた〇〇君(私の名前)みたいな社員に支えられている事を忘れてはならない、皆は帰りに〇〇君にちゃんとお礼を言うように!」とのコメント。

普段は話す事の無い社長なのにしっかり見てくれていたんだと感動してしまいました。

店のみんなにお祝いしてもらった事がとても感動した~桜BARお酒の席のお話~

サプライズ

良くあるあるなのかもしれませんが、以前友だち数人と一緒に、おしゃれなカフェバーに行った時の事です。

久しぶりに会う高校の同級生と昼間から遊んで、夕方からカフェバーに行くことになりました。

特に予定していたわけでもなく、友だちがスマホで調べて近くにあった店でした。

久しぶりの再会という事もあり、かなり気持ちが盛り上がりだいぶ良いが回ったころ、急に店内が暗くなり、おしゃれな音楽が流れ始め、カウンターの奥からプレートに花火がついたデザートが運ばれてきました。

そして私の目の前にデザートを置き、「○○さんお誕生日おめでとうございまーす。」と言って誕生日の歌を」歌ってくれました。

友だちも店内にいたお客さんもかなり酔っているせいもあって、みんなで大きな声で誕生日の歌を大合唱し、おおきな拍手で祝ってくれました。

友だちがトイレに行くふりをしながらこっそり誕生日プレートを注文してくれていたのです。

何より久々の再会でもちゃんと誕生日を覚えていてくれた事が何より嬉しくてその後も思い切り飲んで、騒いでしまいました。

人生初のモテ期到来!?勘違いでも心地よかったバーベキューの夜~桜BARお酒の席のお話~

バーベキュー

10年以上前の話になりますが、オーストラリアに短期留学していた時の話です。

当時自分のことを誰も知らない環境に行って英語を勉強したい!と意気込んで単身オーストラリアに短期留学に行きました。

なるべく現地の方と交流して英語をガンガン勉強するぞ!と意気込んでいたものの、 周りは同い年くらいの日本人ばかりで、ついついつるんでしまって学校が終わった後や週末は毎日のように日本人と遊んでいました。

出身地も大学もばらばらの人たちが集まるですが、日本人という共通項があるためかすぐに仲良くなることができたし、日本にいたら絶対仲良くなってなかっただろうなといういろんなジャンルの人と友達になることができました。

男女10名ずつくらいで学校の同期の卒業パーティーみたいな感じのバーベキューパーティーがあったのですが、若さゆえかノリなのか、この中で付き合うなら誰がいいか?誰が一番モテるか? みたいな話題がどこからともなく上がって盛り上がっていました。

普通ならそこで終わるところですがお酒のせいもあったのか、じゃあ実際にアンケートを取ろうということになりました。

僕が当時通っていた日本の学校は比較的まじめな子が多かったので、このようなザ・男子!みたいな飲み会はあまりなく、 面白いなぁなんて思いながら参加しました。

ルールは簡単で、男子は全員目をつぶって一列に並び手を前に出します。

そこで女子は自分がいいなと思う男子の手を触れていくというルールです。

男子側は、誰かに手を触れられれば少なくとも一人は自分のことをいいと思っている女子がいるということになります。

参加してるのは、ちょっとやんちゃな感じの男子もいれば東京の大学から来たインテリ系の男の子もいれば、自称歌手をやっているというファンキーな男子もいました。

僕はというとそんなに目立つ方でもないし、強いていうなれば優しいのと人当りがいいだけっていう認識だったので、せめて一人でも手を握ってくれれればラッキーくらいの気持ちで参加しました。

そして一列に整列する男子たち・・・ 「それじゃあ、女子は順番に気に入った男子の手に触れて~!」という合図のもとに審査(?)が始まりました。

ちょん・・・と誰か僕の手に触れました。

一人分くらいの間をおいてまた誰かが僕の手を触れました。

あれ? これ意外といけるんじゃね?なんて思ってるとそこから連続で僕の指に触れる感覚が・・・ ちょん、ちょん、ちょん・・・・おおー!!これはもしかして・・・! 気が付くと10人中8人くらいが僕に触れていました。

「ハイ終わり~」という誰かの掛け声のもと男子たちは顔を上げます。

「誰が触れられた!?」、「俺なんて一回も触れられてないよ!」、「俺も俺も!」てな感じで盛り上がってる男子たちの横で、一人にやにやしてる僕・・・ 最終的に何人から触れられたかは、ほかの男子には公表しませんでしたが、生まれて初めてモテ期が来たと思えた飲み会でした。

ちなみにその後はいうとその女子たちの中の誰とも何もなく、帰国しました。

社内での上司、同期からの評価で嬉しかった事~桜BARお酒の席のお話~

チームワーク

私は普段営業職で一番の下っ端の為、普段から多くの雑用業務を任される事があります。

数字を取らなければ怒られる事や、給料面に影響をしますが、文句を言わずむしろ周りに細心の注意を払いながら日々雑務をこなしておりました。

基本みんなが嫌がる事を文句も言わず仕事だからと割り切りむしろより完璧にこなす事で仕事を楽しむようにしてました。

そんな様に働いているある時忘年会で上司や同期が居る席に呼ばれお酒を飲む事がありました。

普段は褒められることもなくただ雑務を押し付けてきたり、特に評価をされる事が無かった上司から私が居る事で会社に居るみんなが働きやすくなり他の営業の仲間、チームが数字を取れているのだと褒めてくれました。

ただ、それだけではなく、実際に同期からも私のおかげでスムーズに事が進み契約も取れたなどの話をされ、今までしてきた事が嫌なだけでは無かったと思い嬉しかったです。

それだけでなく、決算の際に役員賞で選ばれ結果給与面等も良くなりました。

今までの行った事全てが良く褒められとても嬉しかったです。

若い頃に仕入れ先の技術課長に飲食の席で褒めてもらったこと~桜BARお酒の席のお話~

仕事で飲食

私はある電子デバイスメーカーの技術者・技術管理職を長く勤めて来ました。

電子デバイスメーカーではありますが、複合部品等の生産販売もしていた関係から、より材料系に近い電子部品メーカーから仕入れもしていました。

仕入れる部品を選定するのは、多くのメーカー品を比較検討し、購買部門と共に技術部門が行います。

そのために、メーカーの工場に足を運び、技術者から製品の説明を受けたり、工場見学する事もしばしばあります。

ちょうど私が技術課長として管理職になったすぐに、ある部品メーカーを訪れました。

その会社は遠方の為、日帰りでは無理なために、一泊二日の出張で訪れました。

この時、夕食時を同行した営業所の方と、その会社の2つの事業部の技術部門のベテラン課長と飲食しました。

その際に、先方のベテランの技術課長から、私が研究熱心・仕事熱心である事にお褒めの言葉を頂いたのです。

私は先方にとってはお客様ですが、2人の課長さんは、お客様としてではなく、若い技術者としてかつてより接して下さっていた方です。

その会社を背負うと評判の高い2人の先輩技術者から、始めて褒めて頂い事が、その後の会社生活でも長く励みとなりました。