裏路地にポツン。心優しいお店の店員さんの気遣い~桜BARお酒の席のお話~

お祭り

20歳になって半年過ぎた夏の話です。

県内でも有名なほどに大きなお祭りがあってそこに行くために彼氏と出かけた。

しかし、あまりにも人が多過ぎて屋台でご飯食べることも諦めた。

何もせずに帰ろうかと話してると、屋台が出てる道を少し外れたところに小さな居酒屋があった。

なにもせずに帰るのはもったいないと思ったので、そこの居酒屋に入った。

店員さんもすごく気さくな方が多く、席に案内する前にお水を提供してくれた。

5分ほど経ち、席に案内された。

メニューもたくさんあり、値段もそれほど高くなく、土地の割には安いことに関心した。

すると店員さんが頼んでいない品物を持ってきた。

「頼んでいないです」と伝えると、『お祭り混んでて楽しめなかったですよね。これは私からのサービスです。』といい、お刺身の造りをもらった。

メニューにもある商品で800円ほどした。

さすがに申し訳ない時思い「払います。」と伝えたが、『お祭りで楽しめなかった分ここで楽しんでください』と言われ心がすごく暖かくなった。

物静かな夫の嫉妬から忘年会で再燃した夫婦の愛~桜BARお酒の席のお話~

夫の意外な一面

私は結婚当初から夫の夢でもあった飲食店を一緒に営んでいます。

開店当初からお世辞にも流行っているとは言えない状況でした。

それに加えコロナ禍に突入した時はとても苦しい日々。

夫は何とかお店を維持させたくて仕事に没頭。

夫婦のことは二の次といった感じの夫に私は寂しく不満をぶつけることが多くなりました。

世の中が落ち着いてきた頃、日常が戻ってきたことでお店も少しずつ認知され、有難いことに常連さんも増えました。

しかし、少しずつ出来た2人の溝は改善されることは無く夫婦というよりはビジネスパートナーのような存在に。

仲が悪いわけでもないが、周りの仲良し夫婦を見ると羨ましくて…私にとっては酷く辛い日々でした。

そんな時、お店の常連さん達と忘年会をしようということになりました。

1次会で美味しいご飯を食べ、2次会でカラオケバーへ。

みんなお酒をたくさん飲み楽しい時間を過ごしました。

中には酔っ払った方もたくさんみえ、お酒が苦手な私は自然とみんなを介抱する役割に。

そんな時1人の男性常連客が酔った勢いで私に抱きつきました。

飲み会ではよくある光景ですよね。

仲良くさせてもらっているお客様だったこともあり、嫌な顔することもなく介抱しその場は楽しくお開きに。

みんなとバイバイし夫婦で家まで歩くことに。

すると突然夫が手を繋いできたのです。

夫から手を繋がれることなんてもう何年も無くとても珍しいことでした。

どうやら別の男性に抱きしめられた私の姿を見てやきもちを妬いたみたいです。

日頃から物静かで何を考えているか分かりにくい人ですが、そんな夫の意外な一面を見られてお酒の場も悪くないな、と思った出来事でした。

おじさんのまだ間に合う、第ニの青春で花咲そう~桜BARお酒の席のお話~

女性からの好意

会社の忘年会の二次会での出来事です。

第二の青春を思わせる様な出来事がありました。

当時、40歳の私は中年のおじさんで、恋愛感情なんてまったく関係のない存在。

毎日、ただ仕事して、何も目標も無く生活していました。

その年に入社した20歳の女性と忘年会の二次会でいろんな事を話していると、酔っていたのか急に好意があると伝えられました。

そんな経験はまったく無く、しかも20も年が離れいるのにそんなことがあるはずないと思っていました。

もちろん、私には妻も子供もいます。

ただ酔った勢いで言われたと思っていましたが、その日以外でも連絡をとるようになり、ゴルフに行ったりしました。

ある日の夜勤をしている時に急にその子が現れて、再度好意があると伝えられました。

しかし私には妻も子供もいます。

さすがにその子の気持ちに応える事はできませんでした。

その後も上司として接していましたが、いつのまにか私よりも4つ年上のおじさんと交際してました。

正直、ショックでしたが、久しぶりのドキドキに酔いしれた良い思い出です。

先輩からの飲み会の誘いを嫌々ながら参加したらまさかの運命出会い~桜BARお酒の席のお話~

気になる人との出会い

私は既婚者で子供にも恵まれ、ごくごく普通の家庭ではありますが幸せな家庭を築きました。

最近はあまり飲み会に参加することもだいぶ少なくなりました。

以前は大きめな会社に勤めたこともありかなりの頻度で飲み会はありました。

その中でもあまり気乗りしない飲み会が先輩から誘われる飲み会です。

とにかく話が長いし、最後は説教みたいになってしまい参加してる同僚も苦痛を感じていたと思います。

しかし、同じ先輩ですが、参加した飲み会で運命が変わったのです。

その飲み会は男性女性が入り混じった今でいう合コン、もうこれも言わないかもですが、とにかく当時私は独身で彼女とも別れて数か月経ってました。

そういう寂しさから、この飲み会が楽しくて二次会も店内の暗めのバーで飲んだのですが、人数も多かったので体の密着が幸せでした。

ただ、その日はそこでお開きになり、気になった子の連絡先を聞きたかったのですが聞けずじまいでした。

ただ奇跡が起きました。

携帯を店に忘れてしまった私は次の日にお店にとりに行きました。

するとその気になってた子からメールが来てたのです。

どうも先輩が教えてくれたみたいです。

その気になった子が今の妻です。

とても運命を感じる飲み会でした。

サークルの先輩にまさかのお持ち帰りをされた話~桜BARお酒の席のお話~

運動部のマネージャー

学生時代に運動部のサークル活動をしていた私は、大会での試合後の打ち上げで、とても嬉しい体験を経験しました。

試合に勝利し、大盛り上がりの飲み会の途中で以前から可愛いなと思っていたマネージャーの先輩と話すチャンスが訪れました。

その先輩も含めて数人で自分の好みの異性のタイプを話していると、その先輩のタイプがまさかの私であることが判明しました。

その場の勢いと、お酒の力に任せて、私のタイプも先輩である事を告げたところ、とても良い雰囲気になりました。

その後の飲み会はずっと隣りで先輩と話しながらお酒を飲むという非常に楽しい2人だけの時間を過ごし、なんとまさかの飲み会途中抜けで先輩の家にお持ち帰りされるという非常に刺激的で甘い体験をしました。

「家に来ない?」と誘われたので、「今から行きましょう!」と躊躇なく答えたのが正解だったと思います。

その後どうなったのかは想像にお任せしますが、その日をきっかけに先輩と付き合う事になりました。

とても可愛らしい同い年の女性と飲み会での再会~桜BARお酒の席のお話~

素敵な思い出

美術館でアルバイトをしていた時期がありました。

そして始めて2回目くらいの出勤日にその可愛らしい同い年の女性と出会いました。

そこからペアで何日間か一緒に勤務をしました。

かなり仲良くなりご飯を行く約束もしましたが、しばらく会うことはなく連絡先も交換できませんでした。

そんな中、しばらく経ったあと年末に飲み会を行うことになりました。

そして私は初めてだったので参加しといたほうがいいと言われ参加しました。

そしていつものバイトメンバーと話していると、途中参加でその女性が入ってきました。

最初はなかなか話せず、相手も私のことは忘れているだろうと思っていました。

部署が異なり出会ってから半年は会うことがありませんでした。

そしてトイレに立つとその女性が後から付いてきて「会いたかったんです。連絡先を交換しましょう。」と言ってきてくれました。

とても嬉しく感動して私なんかを覚えてくれていたのかとすごくありがたかったです。

良い思い出です。

友人とお酒の席で彼の楽器演奏を通じての才能と特別な時間の思い出~桜BARお酒の席のお話~

吹奏楽

ある晩、私たちは友人たちと一緒に食事を楽しんでいました。

お酒が進み、雰囲気も盛り上がってきた時、私は友人の一人が趣味で楽器を演奏していることを思い出しました。

私は彼に「本当に楽器を演奏するのが好きなんだよね?何か聞かせてもらえないかな?」と尋ねました。

彼は最初はちょっと照れながらも、喜んで応じてくれました。

彼が楽器を手に取り、短いインプロビゼーションを始めました。

その音色には感情が込められていて、周りの人々も一緒になって聴き入っていました。

彼の演奏が終わった後、私たちは大きな拍手と称賛の言葉で彼を迎えました。

彼は、非常に照れた表情をしつつ、とても嬉しそうで、私までもとても嬉しい気持ちになりました。

このエピソードを通じて、私たちは友人の一面を新たに発見し、彼とのつながりがより深まりました。

お酒の席での特別な瞬間を通じて、彼の才能や情熱に触れることができ、それが私たちの友情を一層強めるきっかけとなりました。

同性から褒められるとこんなにも嬉しい気持ちになる~桜BARお酒の席のお話~

上司から褒められた

年度末になると取引先との会食がかなりありました。

お酒があまり得意ではなかったのですがかなりお酒好きな方が多く苦労した思い出があります。

結構嫌々でした。

こちらも支店長次長など役職のついている人と一緒なので、気も抜けずひたすらお酒を作ったり取り分けたりと動いていました。

男性からは「よく気が付くね」など褒められることはたびたびありました(基本的に女性が少ない職場なので)。

その会食には女性の副社長(50代)がいらっしゃっていたのですが、「あなたはこの前の〇〇というプロジェクト、細かいところまで調べあげてあってとてもやりやすかったですよ。あの案件はすべてが合致しないとうまくいかないものだったのにたくさんがんばったのね」とお褒めの言葉をいただき、男性に褒められるより同性から褒められるとこんなにも嬉しい気持ちになるのかと涙がでてきてしまいました。

毎日残業続き、睡眠を削り、帰宅してからもずっと調べもの。

本も購入して勉強という辛かった日々が報われたなと感じた日になりました。

久しぶりの再会昔の憧れの人からのまさかの告白~桜BARお酒の席のお話~

予想外の告白

私は九州の宮崎県に地元があり、現在茨城県に住んでいます。

2022年の夏、関東にある地元の友達と東京に集まって飲もうってことになり、楽しみにしながら北千住のとある居酒屋に行きました。

そこには私が中学時代、好きだった、憧れだった女性がいました。

彼女は東京の浅草で看護師をしているらしく、中学時代も綺麗だったがさらに垢抜けて綺麗になっていました。

飲んでいるうちに昔の話になり、彼女からとんでもない話が。

「実は中学時代〇〇君(私)のことが好きだったんだよね」と。まさかに告白にすごく嬉しく、驚いたのを覚えています。

それからというもの連絡先を交換し、何回かデートを重ね、今では少し遠距離ではあるもののお付き合いしています。

昔憧れだった女性と東京で再開し付き合えている現状にすごく喜びを感じています。

自分が居酒屋でお酒を飲む席の中で1番ときめいたし嬉しかった体験だったと思います。

同郷ということもあり、運命も感じていますしこれからいい関係になれるように願っています。

友人と友人の友達と仲良くなりたいのでお酒を飲む~桜BARお酒の席のお話~

お酒はコミュニケーション

私の友人がパーティーを開いたときのことです。

彼の友人たちが集まり、私はその中には初めて会う人もいました。

初めての顔との会話は時々難しいものですが、私はこの機会を逃すつもりはありませんでした。

パーティーの始まりとともに、私たちは皆で乾杯しました。

その瞬間、私は自分が一部になったこの新しいグループを見渡しました。

私は自分のグラスを持ち上げ、隣に座っていた友人の友人に微笑みかけました。

彼もまた微笑み返し、私たちはお互いに自己紹介をしました。

その夜、私たちはお酒を通じてさまざまな話題について語り合いました。

お酒があることで、私たちは自然と心を開き、お互いについてもっと知ることができました。

私は彼の趣味や夢、そして彼がどのようにして私の友人と友達になったのかを知りました。

彼もまた、私のことを知りたがっていました。

その夜の終わりに、私たちはただの友人の友人ではなく、新しい友達としてお互いを見るようになりました。

私たちは連絡先を交換し、次に一緒に飲みに行くことを約束しました。

この経験は、お酒が人々をつなげ、新しい友情を築く素晴らしい手段であることを再認識させてくれました。

それはただの飲み物ではなく、人々の間に橋を架けるツールであり、新しい友情の始まりを祝うための素晴らしい経験でした。

ちなみに女の子で恋したかったけどだめでした。