新入社員時代の花見の為の場所取りの古き良き思い出~桜BARお酒の席のお話~

もう40年以上前の新入社員の頃のお話なのですが、入社1年目に城の公園にて朝一番に先輩の方と花見の場所取りをしたお話をさせて頂きます。

桜の開花頃には城の周りはそれはもうこの近辺では有名になるほどの桜の名所でありまして、当時は朝早くから場所を取っておかないともう座れない状態になる程直ぐに一杯になりますので、その日は会社に行かずにそのまま城に向かって場所を取って置きなさいと言う命令じゃないですけど、上司から言われて、そのまま城へ向かい、現地で先輩と落ち合わせして二人で場所を見て回りました。

ですが、もう既に良い場所は取られていて、ちょっと良いと思ったらトイレの近くで臭いが立ちこもってきたりして駄目であったり、また他は夕方になると人込みで通路になりやすそうな感じであったりしてで、苦労して色々周りやっと見つけてゴザを引いて場所を確保致しました。

その後、当時は携帯電話と言うのが存在していませんので、会社との連絡も何処かの公衆電話で掛けなければいけませんので、先輩と交互に、と言っても主に先輩が連絡等する為にその場所を離れている為、私はただボーッとゴザの上に座って待っていました。

その内午後になり先輩が持って来てくれた弁当を食べ、その内他の先輩方がビール等を運んで来てくれるのを手伝いながら準備をしていたら、上司等全員が揃い宴会が始まりましたが、何故かこの朝からの準備等で疲れたのか、かなり酔っ払ったと記憶があります。

又その後二次会でのスナックでは一人歌いまくった記憶がありました。

その後不景気かどうかは判りませんが、私の後の後輩が入社して来ない状況が続き結局花見と言う場所取りの役目するのも、仕事の人員を割く事も出来ないのか、あの年を最後に城での花見と言う名目は終わりました。

その後はただの仕事終了後の飲み会と言う形になり、今ではあの場所取りの思い出は古き良き思い出となっております。

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