現在リラクゼーション業の業務委託契約で働いています。
私たちの業界はほとんど業務委託契約でスタッフひとりひとりが自営業者というものです。
そのため運営会社と個別の就業規則で同じ時間の施術をしても歩合が違います。
当店では5人のスタッフが業務をしていますが、私は50代後半、残りのスタッフは30歳前後と世代的には親子ほど離れています。
2020年の新型コロナウィルス感染発生以降、ひとの体に直接触れなければ仕事にならない業界にとっては廃業の危機にさらされていました。
業務先の施設の営業終了が続出し、今のスタッフは2023年1月に現在の職場である温浴施設に様々のところから流れ着いた状態でした。
2023年5月にコロナウィルス5類移行により、やっと夜明けとなりました。
すぐに20代のスタッフが「懇親会として飲み会しませんか?」と提案がありました。
この業界は人付き合いが苦手の人間が多く、このような飲み会は企画してもボツになるのであまりされませんでした。
世代的に若い人達は職場の飲み会は敬遠されるというのも聞いていたので、この提案には驚きました。
飲み会当日、大いに盛り上がりました。
ビックリしたのは若い人たちからの質問の嵐でした。
結局、17時から終電近くまで店をはしごしました。
懇親会の翌日若いスタッフから、私の体験談など大変楽しかったと言われ今後定期的に飲み会しませんかとの提案をうけました。
今まではこのような飲み会は断っていたらしいですが、参加して良かったとのことです。
私もインターネットでしか若い人達の情報がわかりませんでしたので懇親会での会話は、驚きばかりでしたので私の方が有益だったと思いました。
60歳が目前の自分にとっては若い人たちからのお誘いは何よりの喜びです。