上司からの質問に味がしない食事と貯金額を言う恐怖の忘年会~桜BARお酒の席のお話~

忘年会で印象に残った出来事は、数年前に忘年会が「上司に貯金額を教える会」になってしまったことです。

はじめは和やかに始まったのですが、誰も逆らえない上司が急遽各テーブルを回り出し、「超金額を教えなさいよ」と聞きまくっていました。

私は入りたてだったので聞かれませんでしたが、勤続が長い人はあまりのしつこさにしぶしぶ答えており、貯金額が少ない人には「なぜそんなに少ないのか、何に使っているのか」と突っ込まれていました。

テーブルの人は顔が青くなり小さな声で「〇〇くらいです」と答えていてかわいそうでしたが、「えっ!あなた〇〇円しかないの!?」と大きな声で言って会場みんなに知られてしまうという悪夢が繰り広げられました。

そんな光景を見て恐ろしいところに入社してしまったと当時は後悔したものです。

貯金額が少ない人にその理由を聞き、車やバイクにつぎ込んでいる人や、博打に使っている人など見た目では知りえないことが次々と明らかになり怖かったです。

あの忘年会での食事は何も味がしませんでした。

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