お店の人からのとても親切で素敵なサプライズ~桜BARお酒の席のお話~

素敵なサプライズ

ある居酒屋のお店の人がとても親切で感動したことがありました。

今はあるかわかりませんが、名古屋に住んでいた時に友達と4名で急遽飲みに行くことになり、予約なしでイタリアン系の居酒屋に行くことがありました。

その時ちょうど友達のうち1名が明日誕生日だったので、今日はそれもかねてみんなでおごるという話をしていました。

そんな話をしていると、それを聴いていたお店の方がサプライズで突然ケーキを無料で振る舞ってくださいました。

予約もなしに急遽訪れた私たちに粋な計らいをいただき、とても感動しました。

それだけではなく、雰囲気も素敵な音楽を流していただけましたし、お料理もお酒もとても満足できました。

また、「おめでとうございます。ささやかながらお祝いの品を贈らさせていただいてもよろしいでしょうか。」と、とても素敵なお言葉と温かな笑顔に感銘をうけました。

その後すぐに遠くへ引っ越すことになり、また来店することはできなかったですが、今でも一番素敵なお店で、ぜひまた伺いたいと思っております。

営業マンがどういうものかというのをお酒の席で教えてもらった~桜BARお酒の席のお話~

新卒の営業

新卒でサラリーマンとして営業マンデビューした時に、新入社員歓迎の後、上司に誘われて、マンツーマンでの飲みに行った時に、営業マンとしてのイロハを教えてもらいました。

当然、右も左も社会でさえもわからないので、イメージができなかったのですが、上司の言われる事を真剣に聞いていたのを酒の席でも覚えていました。

今思えば、まだ記憶に残っていることが多く、今でも営業マンとして前線に立っているので、基本的な教えとして心に残っております。

売上を上げてなんぼとか、営業マンは屁理屈や愚痴などどんな事をしようが言おうが、数字が全てやと。

確かにそれは当たり前の事ですし、悪い事をしない前提の中で、数字に対する拘りと結果と言うのは営業マンの反映だと思います。

づべこべ言わず、結果を出す、またそれが、全てを物語っていて、会社に対しても、周りに対しても、示せる力だと思います。

この考えを決してブレずに常に思って行動し、考えろと。

今でも心に焼き付いております。

毒づいただけなのに運命の相手と勘違いされた~桜BARお酒の席のお話~

運命の相手

合コンに参加したとき、明らかに他のメンバーとはレベルの違う飛び抜けたイケメンがいた。

某俳優によく間違われることもあるという彼は、子供の頃に短期間ではあるもののタレント養成所に通っていたこともあるという王道派のイケメン。

当然、女子メンバーは彼に食いつき、ガンガン話しかけるも彼の反応は今ひとつ。

私は、いわゆる主役タイプには惹かれないタイプで、2番目くらいが好きなタイプ。

注目されることに慣れているからなのか、その場を盛り上げようとしたり、他のメンバーに話を振ったりしない愛想のない彼には嫌悪感さえ抱いており、たまたま席が隣になったときに、偉そうにしてても本当は寂しがり屋で弱いくせに…と毒づいてしまった。

そして、案の定そのときは険悪な雰囲気に突入。

収穫のない合コンだったと帰る準備をしていると、なんと彼が寄ってきて連絡先を交換してくれと言う。

自分に好意を抱かないことにプライドが許さなかったのか?面倒くさい男!とバッサリ拒否したものの、友達経由で連絡先を入手したらしく、分かれて数分後に会ってくれとゴリ押し。

3分でいいならと仕方なく受け入れると、あなたは出会ったその日に自分のことを見抜いた。

みんな自分の外見を見て寄ってくるけど、あなたは興味を示さなかった。

友達からでいいから付き合ってくれ、とまさかの告白。

適当に吐いた毒がどうやらドンピシャだったようで、運命の相手だと勘違いしたらしい。

その純粋さと可愛さに、思わずOKしてしまった。

私にも行きつけの居酒屋さんが出来た日の思い出~桜BARお酒の席のお話~

行きつけの居酒屋

お酒の席で嬉しかったことは、会社の先輩に仕事終わりに、その先輩の行きつけの居酒屋さんに夕飯がてらお酒を飲もうと連れて行ってもらった時の事です。

会社の先輩に飲み屋に連れて行ってもらうなんて、私も大人になったなぁと嬉しく思った事を今でも覚えています。

店内はとても混みあっていて人気店なんだなと感じました。

そこで食べる料理はどれも美味しく、特に油そばが名物だったのですが本当に美味しかったです。

その味が忘れられずに、また行きたいと思う日々が続きました。

先輩に頼んでもう一度連れて行ってもらう事は可能だけど、何度も催促しては厚かましくて気が引けてしまうし、かといって居酒屋に女一人で入る勇気が私にはありませんでした。

でも油そばを食べたい一心で勇気を振り絞って、一人で入店してみました。

するとそこの従業員さんが一度しか来たことがないにも関わらず、私を覚えてくれていて話しかけてきてくれました。

緊張していた私の心は一気にほぐれ、そこで飲む梅酒と食べる油そばは格別でした。

その日から私の行きつけの居酒屋になりました。

サプライズで自分のお祝いをしてもらった「お疲れ様会」~桜BARお酒の席のお話~

サプライズプレゼント

大きな仕事が終わって、職場のみんなで打ち上げをしようという話になりました。

もともと、何かあったらすぐに集まって懇親会をする雰囲気のある職場だったので、その打ち上げの時も全員が参加するほどの人気でした。

私はその時の組織のトップでもあったので、簡単なあいさつをさせられ、すぐに乾杯!で飲み会スタートです。

幹事連は周到な準備をして、クイズ大会やビンゴまで企画してあったので、大盛り上がりでした。

それぞれに景品もきちんとついていて、クオリティも低くなかったので、参加者は誰しもが大満足でした。

しかし、飲み会のメインはそこではありませんでした。

会の後半、突然、会場が暗転し、ほのかな光の中で、「ハッピーバースデー」の大合唱がありました。

そうです。

その日は私の誕生日、それも還暦の誕生日でした。

部下の職員たちは、私にバレないように、数週間も前から周到な準備に入りこの時に備えていたのでした。

歌に始まり、続きは私の顔のイラストの入ったバースデーケーキのロウソク消し。

そしてプレゼント贈呈。

プレゼントは、当時私が好きだったテレビドラマに関連するグッズ、さらにウォーキング好きのための高価なシューズでした。

自分のためにこんなたくさんのお祝いをしてもらったことは過去に例がなく本当に嬉しく、感涙ものでした。

自分史上一番の酒席の思い出です。

マスター曰く「あちらのお客様から、リクエストが届いています」~桜BARお酒の席のお話~

引き語り

自分は歌うのが好きで、中学・高校時代からギターを弾き始めて、 音楽の授業の発表会や、学園祭等でもちょくちょく人前で歌っていました。

社会人になってからは仕事が忙しくなり、趣味のギターは弾く機会が少なくなってしまいましたが、 会社の仲間と一緒に、飲み会の後によくカラオケでは歌っていました。

その日も仕事仲間との打ち上げで、食事会の後にいきつけのスナックに行き、いつもの通り歌って盛り上がっていました。

自分達のグループの他に、一人で静かにカウンターで飲んでいる女性のお客さんがいました。

しばらくして店のマスターから自分が呼ばれた為、騒がしすぎて女性のお客さんからクレームがきたかと思いドキッとしましたが、 「あちらのお客様からです」と飲み物を渡され、曲をリクエストされました。

声が綺麗なので、是非歌ってもらいたい曲があるとの事です。

知っている曲なので、もちろんリクエストに応えて歌いました。

「上手いね」とか「すごいね」とか言われた事はあっても、自分の歌で飲み物を貰ったのは初めてだったので、 凄く嬉しかった記憶があります。

50歳を過ぎて趣味のギターも復活して、弾き語りをしていますが、 後にも先にも歌で報酬を得たのはこの時だけでした。

取引先に嫌われていると感じていたが実はそうではなかった~桜BARお酒の席のお話~

取引先との関係

4月から新担当のお客様があり、初めて挨拶した時からどうも合わないと個人的に思ってました。

その後、何度も取引のため打ち合わせや会話を行うのですが、仕事上の会話のみで世間話などは一切乗って頂けずに一向に距離が縮まりません。

5月に受注した案件があり、10月までプロジェクト完了まで半年程度の比較的長いものでした。

担当者は責任者としての立場で、私自身もPMでのプロジェクト参加となりました。

プロジェクト期間中は、初めの一ヶ月は順調に進んでいましたが、三ヶ月目頃にはトラブルを起こしこれから進められるか否かについて暗礁に乗り上げる状態となりました。

お客様側ではなく、プロジェクト売り上げは大きいもので、うちの会社としては中断するわけにはいきません。

部長では話にならないので、社長を説得し社内体制を改めて再構築しお客様に説明、了承頂きその後は新たな体制で、トラブルを乗り越え、無事期間中に完遂できました。

完了後も大きなトラブルもなく、お客様に報告した際に、「あなたなら完遂してくれると信じていた、ありがとう。」の言葉を頂けました。

担当者は口数が少ないだけで、私のことは信頼してくれていたということがわかり、これまで以上に仕事を頂けています。

学生時代に好きだった子もいる女子会でまさかの~桜BARお酒の席のお話~

女子会でのカミングアウト

10代の頃同じクラスでずっと好きだった同性の女の子がいました。

私はいわゆるLGBTと言われるものに属しており異性も同性も恋愛対象です。

ただ、いつか子供が欲しいという希望もあり昔から実際に告白するのもお付き合いするのも異性のみと決めていたため、同性との恋愛で特に苦しんでいたわけではなかったのですが、成人後に当時好きだった子もいる女子会がありました。

その時に学生時代の密かに悩んでいたことや、やらかした事などのぶっちゃけトークが始まった時についお酒の勢いもありその子を想っていた事をカミングアウトしてしまいました。

その場にいたメンバーは皆私の性的趣向も知っていたのでそんなに驚いたりしていなかったのですが、なんと当時好きだったその子から「え、うちら両片思いだったの?」との一言、衝撃でした。

それについては誰も知らなかったようで皆驚いていましたが、過去の恋愛とはいえお互いに嬉しい気持ちになりました。

現在ではその子も私も別のパートナーがいて、恋愛感情もないですが良い友達です。

居酒屋のトイレ近くで酔っ払った女性との出会い~桜BARお酒の席のお話~

居酒屋での出会い

二十歳頃の話になりますが、その当時の会社の仲間と船橋駅近くの居酒屋で飲んでいました。

だいぶ酔いも回ってきて、一度目のトイレに行ったときに、フラフラの女性を発見しました。

その時は「大丈夫ですか?席はどこですか?」てな感じで友達の待つ席に誘導するだけで終わったんですが、また暫くしてトイレに向かったときにまた、その女性が今度はグタっと座り込んで居たので、すぐに「大丈夫??具合わるいのかな?」と声をかけました。

すると「立てないから肩を貸してください」と言われたのですぐに肩を貸して立たせてあげました。

席に連れて行こうとしたら「さっきも声かけてくれましたね、優しいんですね」と言われてキュンとシてしまいました。

すぐに俺は「そんなこと言われたら襲っちゃうよ」って。

その瞬間、個室トイレにバッと連れ込まれて、いきなりディープキス。

長めのディープに俺も我慢出来なくなって胸を触り放題触りました。

スカートだったのでパンティにも手を伸ばそうとしたんですが「生理だから駄目」といわれてシュン(汗)。

そしたら「舐めてあげよっか?」ときたので速攻でフェラしてもらいました。

口で出してもらうまでしてもらった後に、メールも交換して別れました。

後日にメールのやり取りをしたら、しっかり覚えててエッチする関係にまでなれた変な出会いでしたね。

忘年会の外れ席を引いたと思ったくじは実は当たりだった~桜BARお酒の席のお話~

保育士

私が幼稚園教諭として働いていた時の話です。

私の園では、職業柄あまり飲み会などない職場だったのですが唯一忘年会はありました。

席は事前に決められているのではなく、くじ引きになります。

色んな先生と交流ができるようにという理由で、昔からくじ引きをして決めていると先輩の先生から教わりました。

私は1年目だったので、必然的にくじを引くのは最後の方になります。

先輩たちがどんどん引いていって席が埋まってきました。

こうなってくると絶対に座りたくない席が出てきます。

でもこういう時のくじは嫌だと思っている席に導かれます。

くじの結果私は、あまり喋ったことのない、仕事のできる見た目が怖い先生の隣になってしまったのです。

「怖いなぁ。何話せばいいんだろう。」と怯え、美味しいご飯とお酒を味わえずにいたら、その先輩のグラスが空いたのですかさず お酒を注ぎました。

その時、「1年目なのに凄い保育上手だよね!このこと直接言いたいなっていつも思ってたの!」と言ってくれました。

実際話をしてみると温かい言葉をくれる先生なんだということが知れてイメージが変わりました。

くじ運に感謝です。