顔面ダイブで気が付いたら顔面血まみれでオーマイガー~桜BARお酒の席のお話~

花見で顔面ダイブ

毎年春になると、有難いことに『お花見に行こう』というお誘いをよく受けます。

そんな私の、ある年のお花見での出来事です。

いつもの様に、近くのお城にお弁当を持ち寄ったりしながら大人数でお酒を飲みワイワイしていました。

お酒が大好きな私は、毎年飲みすぎて、大半の記憶がありません。

その日も、昼間から飲んでいてアッという間に夜桜になっていました。

ココまでは記憶があるのですが…次に記憶を取り戻したのは「ついたよ!○○家についたよ!」という友人の声でした。

ベロベロの私を、タクシーに乗せてくれて、しかも心配して一緒に乗ってきてくれた様で、酔いながらも申し訳ない気持ちからタクシーを慌てて降りようとした瞬間ズテーン!という音と共に、顔面からコンクリートへダイブ。

驚いた友人も「嘘やろ!?大丈夫!?」と、タクシーを降りて来てくれましたが、やはり気遣いが凄いという私の性格上…大丈夫大丈夫と下を向きながら、友人をタクシーに詰め込み退散。

家まで2分の距離を徒歩中、尋常じゃない激痛が顔に襲ってきました。

しかも、謎の熱さ。

なんとか家に無事辿り着き、鏡を見ると顔面血まみれになっていましたが、ココが強いぞ酔っ払い。

セルフィーでパシャリして爆睡。

次の日、友人にその写メを送って爆笑されました。

オーマイガー!お酒は、いくつになっても怖いというお話でした。

好きだった人が酔いつぶれたときに夜桜の下で告白しました~桜BARお酒の席のお話~

夜桜の告白

職場のお花見が金曜日の夜に近所の大きな公園でありました。

桜の木の下でレジャーシートを敷いて、持参したビールやつまみを飲食しました。

0時過ぎに解散するまで楽しく過ごしたのですが、好きだった男性は、とても後輩想いで人望が厚かったため、お花見中は、なかなか会話する機会がありませんでした。

公園から自宅まで近い人は千鳥足になりながら自力で歩いて帰っていきました。

私は彼と帰る方向が同じだったので、一緒に帰ろうかと考えていると、彼が気持ち悪くなってしまい、公園のトイレから出てこなくなりました。

私はトイレのドアに向かって声掛けをしています。

「大丈夫」という返事はあるものの、途中うめき声も聞こえてきました。

明らかに飲み過ぎです。

いよいよこのまま一人で帰宅させるわけにはいかないと思い、タクシーを予約しましたが、金曜日の夜ということもあり全然つかまりません。

トイレからようやく出てきた彼の肩を掴みながら歩いて一緒に帰宅しました。

「ありがとう。」言いながら一緒に歩く彼に告白してみました。

するとOKがもらえました。

夜桜の下の告白はとてもロマンティックでした。

迷子のおばさんになってたくさんの人に迷惑かけた~桜BARお酒の席のお話~

方向が分からない

お花見定番ではありますが、お酒の失敗エピソードです。

友人とお花見をすることになり、10人前後で大きな公園の一角に集まりました。

みんなの仕事が終わるのを待って、20時くらいからスタート。

盛り上がって酒が進むころには、段々と周囲の人は少なくなっていきました。

トイレに行こうと一人でその場を離れました。

その頃には数グループしか残っていなかったと思います。

外灯もいくつかを残してほとんど消え、広い公園はグループごとの光が浮かび上がっているような状況でした。

行気は良い良い帰りは怖い。

出た頃に、酒がまわっていて方角がわからなくなってしましました。

おそらくフラフラと歩き回って、広い公園を彷徨ってしまったと思うのですが、一向にわかりません。

携帯も置いてきてしまい、友人に連絡が取れません。

私は友達の名前を大声で叫び続けながら、彷徨いました。

おそらく同じところをグルグル回っていたのでしょう、近くの若者達が寄ってきてくれました。

そして一緒に叫びながら探してくれました。

無事に、一向に帰ってこない私を心配して探してくれていた友人と出会うことができました。

みんなに迷惑をかけてしまいました、ごめんなさい。

ありがとう。

歓迎会で失敗して大迷惑をかけてしまったエピソード~桜BARお酒の席のお話~

歓迎会で一気飲み

私が、23歳で就職した際にお酒に酔ってしまい、暴れて大迷惑を掛けてしまいました。

初めての歓迎会で、私は気合を入れて向かったところ、上司の考え方は昭和の体育会系だった為、新人は飲むのが当たり前といった雰囲気で、ビールをピッチャーで3度一気飲みさせられ、大学時代にサークルでも鍛えられていた為、まだ意識を保っていたが、とどめに一撃でシャンパンのボトル1本一気飲み。

ビールには耐性があったが、さすがにシャンパンには耐えきれず、完全に酔ってしまいました。

そして、完全に酔ってしまった私は、上司にも飲ませようとしていたみたいで、ピッチャーを上司の口に持っていき飲ませていたみたいでした。

しかしながら、私自身は記憶が飛んでいる為、何をしたのかわかっておらず、挙げ句の果てには上司が飲みきれなかったみたいで、ビールを頭から掛けていたみたいです。

私以外のその場にいた人はみんな唖然として歓迎会はお開きになり、次の日みんなから事情を聞いた私は、全員に謝罪しました。

それから1ヶ月ぐらいの間はなかなかの気まずい空気の中で毎日仕事をすることになってしまいました。

新入社員時代の花見の為の場所取りの古き良き思い出~桜BARお酒の席のお話~

お花見

もう40年以上前の新入社員の頃のお話なのですが、入社1年目に城の公園にて朝一番に先輩の方と花見の場所取りをしたお話をさせて頂きます。

桜の開花頃には城の周りはそれはもうこの近辺では有名になるほどの桜の名所でありまして、当時は朝早くから場所を取っておかないともう座れない状態になる程直ぐに一杯になりますので、その日は会社に行かずにそのまま城に向かって場所を取って置きなさいと言う命令じゃないですけど、上司から言われて、そのまま城へ向かい、現地で先輩と落ち合わせして二人で場所を見て回りました。

ですが、もう既に良い場所は取られていて、ちょっと良いと思ったらトイレの近くで臭いが立ちこもってきたりして駄目であったり、また他は夕方になると人込みで通路になりやすそうな感じであったりしてで、苦労して色々周りやっと見つけてゴザを引いて場所を確保致しました。

その後、当時は携帯電話と言うのが存在していませんので、会社との連絡も何処かの公衆電話で掛けなければいけませんので、先輩と交互に、と言っても主に先輩が連絡等する為にその場所を離れている為、私はただボーッとゴザの上に座って待っていました。

その内午後になり先輩が持って来てくれた弁当を食べ、その内他の先輩方がビール等を運んで来てくれるのを手伝いながら準備をしていたら、上司等全員が揃い宴会が始まりましたが、何故かこの朝からの準備等で疲れたのか、かなり酔っ払ったと記憶があります。

又その後二次会でのスナックでは一人歌いまくった記憶がありました。

その後不景気かどうかは判りませんが、私の後の後輩が入社して来ない状況が続き結局花見と言う場所取りの役目するのも、仕事の人員を割く事も出来ないのか、あの年を最後に城での花見と言う名目は終わりました。

その後はただの仕事終了後の飲み会と言う形になり、今ではあの場所取りの思い出は古き良き思い出となっております。

温度調節が微妙な時期!春はまだ遠かったようだ~桜BARお酒の席のお話~

寒の戻り

その年は、連日暖かい日が続いていました。

なので、私は置きにいりの半袖のワンピースを着てお花見に行きました。

夕方集合だったので、まだいけるかなーっとおもっていたら、だんだん寒くなってきて、がたがた震えだしてしまいました。

場は盛り上がっていたし、みんなの話は面白いし、帰りたくなくて頑張ってたけど、とにかく寒かったです。

男性の友達がスーツのジャケットを貸してくれて、何とか寒さをしのぎましたが、なんかトレンディードラマの女の子みたいな変な恰好で過ごしたのがなんだかつらかったです。

食べ物もなんだか冷えたものも多くて、飲み物はもちろんビールが多かったので、体の芯が冷えました。

帰ってから、案の定具合が悪くなって、一週間ぐらいくしゃみとせきがとまらず、風邪が治りませんでした。

油断大敵でした。

寒の戻りをなめてはいけません。

3月4月、春といえども夜、そして屋外で遊ぶときは一枚羽織るものが必要だと強く感じた出来事でした。

柄の悪い酔っぱらい先輩のおかげで憧れの先輩と急接近~桜BARお酒の席のお話~

柄の悪い酔っ払い

その飲み会は職場の飲み会の2次会でした。

2次会といっても人数が多い職場なので、30人近くは残っていたと思います。

同年代の人が多く、お酒もガンガン飲む楽しい職場だったので、私もその場を思う存分楽しんでいました。

1つ上の先輩で本当に酒癖が悪く、酔っぱらうといつも絡んでくる人がいます。

その人にいつも通り絡まれていると、私の憧れの先輩がすっと助けてくれたんです。

「○○ちゃんは俺のなんですけどー。」と、絡んでくる先輩と私の間に、むりやり座り込んでくれました。

入職当時から本当に顔と醸し出す雰囲気が大好きで、ずっとかっこいいかっこいい言っていた先輩なんです。

女慣れしているたらしですが、誰からも愛されるたらしだったので、話せるだけでハッピーでした。

そんな先輩が私にこんなことしてくれるなんて幸せすぎて最高でした。

その後も、愛嬌があって本当にかわいいとか、仕事頑張り屋さんって主任が言ってたよとか、うれしいことばかり言ってくれてとっても嬉しかったです。

帰りも自転車を押しながら家まで送ってくれました。

まさかの言葉をかけられてハッとさせられた話~桜BARお酒の席のお話~

忘年会での出来事

数年前の忘年会での出来事です。

正直、自分を含めて何となく“会社行事や職場の飲み会は参加しても気を遣うだけであまり得るものがない”と感じている同僚も多く、その年も恒例というか惰性というか、上司の招集で忘年会が開かれることになりました。

案の定、お酌合戦の始まりで我先にと上司のグラスにビールが注がれます。

また、そのお酌攻撃の被害を避けるため“攻撃は最大の防御”とばかりに自席に着かない者がいたり、想像どおりの混沌とした会でした。

そんな中で自分は非常勤の職員さんと一緒の席になり、騒々しい状況を眺めていましたが不意にその方が「いつも頑張ってるね!」と声をかけてくれたのです。

自分のことなど眼中にないだろうと思っていただけに不意打ちで思わず、目頭が熱くなりました。

普段、私は目立たない仕事ばかりで心の無い「ありがとう」をもらうばかり。

雑務に甘んじ粗雑な扱いを受けているという自覚があったので、素直にうれしかったです。

自分のことを見てくれる人は必ずいると言いますが、その時は素直にそう感じました。

後輩社員の言葉に涙が止まらない、忘年会での思い出~桜BARお酒の席のお話~

最高の労い

私自身、元々アルコール好きなこともあり、頻繁に飲み会を開催してきました。

それだけに、今般の新型コロナウイルス蔓延に伴うさまざまな規制に関しては、複雑な思いがあるのも事実です。

そんな私にとって忘れられないのが、数年前の忘年会の席でのことでした。

基本的にケチな人が多いため、完全な割り勘での飲み会です。

マネージャーや同僚はもとより、後輩や取引先の社員も参加しての大々的な飲み会。

私はそこで涙がこぼれ落ちるほどの感動的な言葉を仲間からもらうことになります。

彼は、私よりも若く物静かなタイプです。

そのため、日頃から事務的なことしか話す機会はありません。

悪く言えば「何を考えているのかわからない」といえるのではないでしょうか。

物静かな彼ですが、ほどよく酔いがまわったタイミングで、私のそばに近寄ります。

そして、感謝の言葉をもらうことができました。

私自身、主任として後輩の面倒をみる必要があります。

そんな私への最高の労いだと思います。

合コンからの思わぬ出会いで遠距離恋愛に発展した話~桜BARお酒の席のお話~

遠距離恋愛

3年前、合コンに誘われて待ち合わせ時間に余裕があり外で時間をつぶしてました。

ベンチに座って待っていると1人の男性が話かけてきました。

「県外から来たんやけど、一緒に飲める人捜してるんだけど良かったらどう?」ナンパでした。

私はナンパされることが嫌なことと、この後合コンがあるから無理と断ったのですが、しつこく挙句の果てにLINE教えてくれたら帰ると言われたので、しぶしぶ教えることにしました。

そのあとの合コンは女性メンバーは全員初対面、男性メンバーは職場の同僚同志ということもあり微妙な空気のまま終わりました。

家に帰りスマホをみるとナンパ男からLINEが入っていて、後日仕事終わりに居酒屋で二人で飲みに行くことになりました。

会うの2回目なのに、お酒の力もあっていろんな話をしたり笑ったり楽しい時間を過ごしてあっという間に時間が過ぎていきました。

お会計を済ませ、帰ろうとしたとき、彼から「(私と)一緒に過ごして楽しかった、また会ってほしい」と言われました。

すごくうれしかったです。

後日仕事終わりに会って、デートを何回かして付き合うことになりましたが、彼は県外の人でそのあとはなかなか連絡とるのが難しく、会えても2か月に1回と少なくて最終的には別れることにはなりましたが、今ではすごく良い思い出です。