お酒の席で涙が出るほど嬉しかった女性先輩社員からの言葉~桜BARお酒の席のお話~

女性の先輩

会社の女性陣との飲み会(20名程度)での出来事です。

様々な先輩女性社員から、「後継者として期待している」と言っていただいたことです!普段業務で一緒にならない先輩からもそんな言葉をいただけて、日々コツコツ取り組んでいる努力をいろいろな人が見てくれていること、そして認めてくれていたことに涙が出るほど嬉しかった記憶があります。

会社の男女比率的に8割が男性の会社で、男性社員と共に仕事をして褒めていただけることは沢山ありました。

しかし、当時は20代の若手社員だったこともあり、男性社員からの評価だと、仕事への評価なのか若い女性だから甘めの評価なのかが分かりませんでした。

その点、女性社員の評価はドライでシビアです。

普段そこまで褒めていただく機会もなかったので、なおのこと「お酒の席で出た本音」という感じがして嬉しかったです。

その後よりヤル気もみなぎり、懸命に働きました。

結婚、子育ての都合上今では退職してしまった会社ですが、その時に教えていただいたことは今に生きています。

コンパを無断キャンセルの女子に代わって実習生と飲み会~桜BARお酒の席のお話~

コンパ

私が学生の頃の飲み会の話です。

当時は女子大に通っていて、同期の友達と食事をした後に飲んで帰ることも度々ありました。

ある時いつものお店に行って飲んでいると、見慣れない男子グループがいてちょっと気になりました。

あちらも同じだったようで声を掛けられました。

話を聞くと彼らは商船学校の実習生で、数週間ぶりの下船だということでした。

当時は寄港地の女子大などの学生とコンパをするのが楽しみだったようで、先輩から引き継いだ連絡先などの女学生と約束をしていたそうですが、その時は無断ですっぽかされたようで残念がっていました。

私たちはその話を聞いて思わず「同じ大学の者としてそんな失礼なことをする学生の代わりに謝ります。」と言いました。

彼らは喜んでくれて、せっかくの縁なので一緒に飲もうということになり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

私が通っていた学校は観光地にある事もあり、訪れた人に良い思い出を作ってもらいたいという気持ちがあったので、約束を裏切る学生がいるなんて驚きでしたが、その埋め合わせが出来たのかなと思うと嬉しかったです。

入社したばかりの職場飲み会で堅物メンバーと楽しいお酒タイム~桜BARお酒の席のお話~

堅物上司と飲み会

入社したばかりで同じチームメンバー以外はほぼ話したことがない時期、職場全体で飲み会がありました。

失礼ながら見るからに堅物の方が何人かおられ、飲み会参加が嫌でした。

飲み会当日、私は堅物メンバー多めのテーブルになり、益々気分が下がります。

気を遣いながら堅物メンバーにも仲の良い人にも平等にお酒を注いで回りました。

すると堅物上司が「そんなに気遣わなくていいよ、大変でしょ。知らない人ばかりなだけで疲れるから、はっちゃけちゃえー」と、まさかのお言葉をいただき、気が楽になりました。

正直、あんな堅物の人が「はっちゃけちゃえー」なんて言ったことに驚きです。

更に別の堅物キャラな同僚も「気遣わなくていいよ。この職場の人、お酒の席での言動はぜーんぶ忘れるから本当に大丈夫。それよりもせっかくだから飲み倒して」と言ってくれました。

堅物で話しにくいと思っていた人ほど、私が緊張して気を遣っていることに気付いてくれて、明るい言葉をかけてくれて嬉しかったです。

親しみも持てるようになり、職場での緊張がほぐれ、素敵な会社生活へのきっかけとなるお酒でした。

お酒の席での軽い失敗で怖かった先輩が優しかった話~桜BARお酒の席のお話~

怖かった先輩

私が入社した時に、部署にとても仕事に厳格で、私の勉強不足で毎回色々教えてもらっていた50代の先輩がいました。

その先輩は他の先輩にも「これなんでやっているの?理由あるの?」など根拠を突き詰める方で、その当時の私はとても怖かった印象があります。

しかし職場の忘年会にてその先輩とお酒を飲んで話す機会がありました。

いつも飲み会に来ない先輩が来て、緊張した私は先輩のお酒のグラスが空になっていないかを気にしながら飲んでいましたが、「そんなのしなくていいよ。楽にしなさい」と言われて、お酒を少し多めに飲んでしまいました。

酔っぱらってしまい、その時はあまり覚えてなかったのですが、先輩に「実は怖いと思ってます」とストレートに言ってしまったことを他の先輩から笑いながら言われ、私は青ざめました。

先輩に無礼を早速謝ると「大丈夫だよ。あんなに真っすぐ言われて、笑っちゃった。でもちゃんと頑張ってるのわかっているから怖がらなくても大丈夫だよ」と初めて褒めてもらうことが出来ました。

怖い先輩からお酒の席での失敗で認めてもらっていたのがわかった話でした。

この機会がなかったら絶対に話すことも食べることもなかった~桜BARお酒の席のお話~

飲み会での発見

30人ほどの部署にいた時のことです。

仕事柄話す方は5人ほどに限られていて、同じ部署でありながら挨拶しかしたことのない人の方が多い状態でした。

他のメンバーも似たような感じだったのですが、ある時それではいけないと思ったのか、リーダーが忘年会を開いてくれました。

席はくじ引きで決められ、私の周りは見事に挨拶しかしたことのない人ばかりでした。

人見知りの強い私は初め戸惑ってしまいましたが、出てきた料理がおいしくその感想をぽつぽつと話しているうちに、会社の近所にあるおいしいランチの店やパン屋などに話が広がっていきました。

近くに座った人たちは私を含めて皆、食べることが好きな人だったのです。

その日の最後に出た、みんなのオススメする店に一緒に行こう!という提案は残念ながら叶いませんでしたが、自分一人で色々と回らせてもらいました。

普段行っていた店でも、話に出た新しいメニューにチャレンジしたりして、新たな喜びがありました。

私のお気に入りの店が増えたのはその時のおかげ。

でも、できればみんなとも一緒に行きたかったです。

これからの不安を払しょくしてくれた上司との飲み会~桜BARお酒の席のお話~

塾の講師

私はかなり特殊な働き方をしています。

バイトをしていた塾からスカウトされ、社員としてやとってもらえることになりました。

内定はどこからももらっていなかったため、もしあのままだったら今も路頭に迷っていたかもしれません。

ただ、体調に難ありでかなりの時短で働いています。

このことについて普段はあまり話しませんが、上司からこれからもよろしくといって旨を言われて大変心強く思ったのが飲み会での出来事です。

まわりはもともと私がそうだったようにバイトばかりなので、社員としては第一号でした。

どういった仕組みでそうしていただいたのか私はよく知りませんが、こちらが感謝すべきなのに上司の方から感謝されたのはとても嬉しかったです。

やっぱり、普段だと仕事の内容などになってしまうのでこういった感情を表すことはないですね。

個人的に飲みにケーションはあまり好きではないのですが、感謝されていることを知れたのは良かったと思っています。

お店の人からのとても親切で素敵なサプライズ~桜BARお酒の席のお話~

素敵なサプライズ

ある居酒屋のお店の人がとても親切で感動したことがありました。

今はあるかわかりませんが、名古屋に住んでいた時に友達と4名で急遽飲みに行くことになり、予約なしでイタリアン系の居酒屋に行くことがありました。

その時ちょうど友達のうち1名が明日誕生日だったので、今日はそれもかねてみんなでおごるという話をしていました。

そんな話をしていると、それを聴いていたお店の方がサプライズで突然ケーキを無料で振る舞ってくださいました。

予約もなしに急遽訪れた私たちに粋な計らいをいただき、とても感動しました。

それだけではなく、雰囲気も素敵な音楽を流していただけましたし、お料理もお酒もとても満足できました。

また、「おめでとうございます。ささやかながらお祝いの品を贈らさせていただいてもよろしいでしょうか。」と、とても素敵なお言葉と温かな笑顔に感銘をうけました。

その後すぐに遠くへ引っ越すことになり、また来店することはできなかったですが、今でも一番素敵なお店で、ぜひまた伺いたいと思っております。

営業マンがどういうものかというのをお酒の席で教えてもらった~桜BARお酒の席のお話~

新卒の営業

新卒でサラリーマンとして営業マンデビューした時に、新入社員歓迎の後、上司に誘われて、マンツーマンでの飲みに行った時に、営業マンとしてのイロハを教えてもらいました。

当然、右も左も社会でさえもわからないので、イメージができなかったのですが、上司の言われる事を真剣に聞いていたのを酒の席でも覚えていました。

今思えば、まだ記憶に残っていることが多く、今でも営業マンとして前線に立っているので、基本的な教えとして心に残っております。

売上を上げてなんぼとか、営業マンは屁理屈や愚痴などどんな事をしようが言おうが、数字が全てやと。

確かにそれは当たり前の事ですし、悪い事をしない前提の中で、数字に対する拘りと結果と言うのは営業マンの反映だと思います。

づべこべ言わず、結果を出す、またそれが、全てを物語っていて、会社に対しても、周りに対しても、示せる力だと思います。

この考えを決してブレずに常に思って行動し、考えろと。

今でも心に焼き付いております。

毒づいただけなのに運命の相手と勘違いされた~桜BARお酒の席のお話~

運命の相手

合コンに参加したとき、明らかに他のメンバーとはレベルの違う飛び抜けたイケメンがいた。

某俳優によく間違われることもあるという彼は、子供の頃に短期間ではあるもののタレント養成所に通っていたこともあるという王道派のイケメン。

当然、女子メンバーは彼に食いつき、ガンガン話しかけるも彼の反応は今ひとつ。

私は、いわゆる主役タイプには惹かれないタイプで、2番目くらいが好きなタイプ。

注目されることに慣れているからなのか、その場を盛り上げようとしたり、他のメンバーに話を振ったりしない愛想のない彼には嫌悪感さえ抱いており、たまたま席が隣になったときに、偉そうにしてても本当は寂しがり屋で弱いくせに…と毒づいてしまった。

そして、案の定そのときは険悪な雰囲気に突入。

収穫のない合コンだったと帰る準備をしていると、なんと彼が寄ってきて連絡先を交換してくれと言う。

自分に好意を抱かないことにプライドが許さなかったのか?面倒くさい男!とバッサリ拒否したものの、友達経由で連絡先を入手したらしく、分かれて数分後に会ってくれとゴリ押し。

3分でいいならと仕方なく受け入れると、あなたは出会ったその日に自分のことを見抜いた。

みんな自分の外見を見て寄ってくるけど、あなたは興味を示さなかった。

友達からでいいから付き合ってくれ、とまさかの告白。

適当に吐いた毒がどうやらドンピシャだったようで、運命の相手だと勘違いしたらしい。

その純粋さと可愛さに、思わずOKしてしまった。

私にも行きつけの居酒屋さんが出来た日の思い出~桜BARお酒の席のお話~

行きつけの居酒屋

お酒の席で嬉しかったことは、会社の先輩に仕事終わりに、その先輩の行きつけの居酒屋さんに夕飯がてらお酒を飲もうと連れて行ってもらった時の事です。

会社の先輩に飲み屋に連れて行ってもらうなんて、私も大人になったなぁと嬉しく思った事を今でも覚えています。

店内はとても混みあっていて人気店なんだなと感じました。

そこで食べる料理はどれも美味しく、特に油そばが名物だったのですが本当に美味しかったです。

その味が忘れられずに、また行きたいと思う日々が続きました。

先輩に頼んでもう一度連れて行ってもらう事は可能だけど、何度も催促しては厚かましくて気が引けてしまうし、かといって居酒屋に女一人で入る勇気が私にはありませんでした。

でも油そばを食べたい一心で勇気を振り絞って、一人で入店してみました。

するとそこの従業員さんが一度しか来たことがないにも関わらず、私を覚えてくれていて話しかけてきてくれました。

緊張していた私の心は一気にほぐれ、そこで飲む梅酒と食べる油そばは格別でした。

その日から私の行きつけの居酒屋になりました。